8/2  ビオトープ自然観察会

やすのくまさん

2014年08月03日 14:48

8/2 地域のO企業様のビオトープ自然観察会に参加させていただきました。

この事業所では半導体も製造されており、大量の洗浄水が使用されていますが、その排水は浄化し生き物にもやさしいレベルにして川に放出されています。 その排水を利用して敷地内にビオトープが整備されており、そのエリアの自然観察会で、夏休中の子供たちに自然に親しんでもらう企画です。(写真はクリックして拡大できます)
 

子供たちは、水の生き物博士や植物博士の説明を受け、ビオトープ周りの草花などの植物や,魚、トンボなど生き物を観察したリ、採取したり、また草花に関してのクイズもあり楽しんでいました。 このビオトープの池には、「コイ」や琵琶湖固有種で、現在絶滅危惧種に指定されている「イチモンジタナゴ」も育成されています。 「イチモンジタナゴ」は通称ドブガイ(二枚貝)に卵を産み繁殖していくのですが、琵琶湖の自然環境の悪化とイチモンジタナゴを食べる外来の魚も増えて、減少してきているとのこと。 
  

また水の生き物博士は外来種のアメリカザリガニが日本全国で繁殖してる話もされ、安易にペットなど外来種を放流すると天敵ガいないので、すぐにひろがり、自然生態系が壊れて絶滅する種もでてくる可能性があり、そういうことは駄目ですよと、子供たちに注意されていました。 

同様に、野洲川自然の森では、外部からの苗木持ち込み一切しておりませんが、今後も継続してその地での自然植生を守り、生態系豊かな森を維持していきます。







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