6/25 マイコアカネ調査 第二回 繁殖地、分布状況
6/24 今年2回目のトンボ希少種・マイコアカネの生態調査に参加しました。
この時期、マイコアカネが野洲川自然の森周辺に既に生息しているのか、その分布、及び、他の繁殖地の可能性を探る調査で、森の中、その周辺を探索しましたが、残念ながらマイコアカネは一匹も観測できませんでした。実生広場ではアキアカネを一匹。
国との境界、湿地エリアでは、調査ネットの中、ヤゴから羽化したばかりのハラビロトンボを観測。(種不明ですが、後日成虫5-6匹ネットの中で観測されたそうです。)
ミニ三上山周辺や、境界湿地の周辺では、台湾から飛来したであろうと考えられる「ウスバキトンボ」が多数飛び回っていました。 ウスバキトンボは、寒さに弱く、卵でも越冬できないので、毎年、海を渡って飛来して来るそうで、その飛ぶ力は強く、素早く、なかなか捕獲しづらそうです。 ちょっと黄色みがかっていて、お盆のころ,あちこちで、よく見られ「精霊とんぼ」とも。 写真は網を勢いよく振り捕獲したため、失神し飛べないウスバキトンボ。
https://www.jataff.jp/konchu/mushi/mushi103.htm
次回7/2、及び7/9にも継続調査される予定です。
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