5/29 北野小学校2年生 カブトムシ幼虫観察・森探検
5/29 北野小学校2年生の子供たちにカブトムシ幼虫の観察、及び森の探検で野洲川自然の森を案内しました。
児童97名、3クラス、先生や小学校応援団計9名、そして我らがメンバー13名、小学校校庭から歩いて自然の森に向かい、竹が丘口の丸太橋を渡り、実生広場まで約25分。 子供たちも結構早いスピードで歩きました。 途中で「ヤブニッケイ」の葉のシナモンのような匂いを嗅いだり、「シロダモ」の新芽のビロードのような手触りを楽しんだりもしました。(写真はクリックして拡大できます)
実生ひろばでは、子供たちにカブトムシの幼虫は何を食べますか?と聞くと”土”と子供たち、土ではなく枯葉や木くずなど腐葉土みたいなものを食べて、ウンコして、そのウンコが土になるんだよとか、この森にはタヌキさんが住んでいますが、何をたべるのかな? ”ニク”と応える子、森の中では,ニクは難しいな。実はカブトムシの幼虫は一番のごちそうで、掘って探して食べるんだよ、またモグラさんもカブトムシの幼虫は好物で、食べにくるし、キジやカラスさんも食べにくるので、カブトムシの幼虫も食べられないよう大変とか森の生き物の話などもしながら、いよいよ幼虫観察です。
幼虫を予め捕獲しておいたトロ箱を探って、自分たちで取り出します。 「うわー大きい!」とか歓声を上げながら、恐る恐る手にとっては、怖がって、すぐに放り投げる子も。「優しく扱うんだよ」と注意するも、あちこちで、、、 この5月末の時期、少し茶色ぽくなりかけで、もうすぐ蛹になるため、箱の下のほうに深く潜っており、なかなか探し出せないグループも。
幼虫を充分観察したあと、森探検にスタートです。 まずは河川サイドのミニ三上山に上ります。頂上で360度の眺望を楽しみ、先発グループと山の上下でエールの交換も。
十本木ひろばでは赤黒くなった「桑の実」を食べてみて”おいしい!”。 どんぐりひろばでは、櫓、シーソー、平均台、竹トンネルなど楽しみながら一休み、またタケノコを採ったりしながら、生き物など興味深いものをさがしました。
竹林や樹木の森では、タヌキの溜め糞跡を観察したり、また森を抜け、丸太橋をこわごわ渡り市道サイドに、そしてまた丸太橋で実生ひろばに戻りました。 途中ゴマの匂いのするゴマ木の葉っぱを嗅いだりもしました。
実生ひろばでは木の枝を折って、その皮むきを試み、意外に簡単に!また生き物探しなどもしながら、観察ノートに書きこんだりしました。 なかには木くずの中で、強そうなxxxxムシ、エノキの大木の下で黄色が美しい「ホシアシブトハバチ」の幼虫を見つけた子も。注:ホシアシブトハバチは「エノキ」の葉っぱを食べて成長します。:
http://www.hokusetsu-ikimono.com/iki-h/hachi-no-nakama/hoshiashibutohabachi/index.htm
クラス毎、4匹づつカブトムシ幼虫をもって帰ってもらいました。 成虫になるまで大事に育ててくれること願っています。 また、今回の自然の森訪問が子供たちにとって楽しい自然体験となり、将来自然が好きになる機会に繋がればいいなと思っています。
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