5/21  北野小学校2年生 カブトムシ幼虫観察&森探索

やすのくまさん

2024年05月22日 15:36

5/21(火) 北野小学校の子供たちが野洲川北流跡自然の森にカブトムシ幼虫観察、及び森探索に訪れました。

このカブトムシ幼虫観察、及び森探索は2012年から行っております。当初は森の中に積み上げ朽ちた竹チップ材の中を、子供たちが直接、幼虫を探し観察していましたが、それら竹チップ材の積み上げが消滅したので、あらかじめ、森の中で集めた幼虫を入れた箱を準備して観察しています。(写真はclickして拡大可能です)

2年生4クラス、約120名、クラス毎に分かれて、竹が丘口から樹木のトンネル通って実生広場へ、メンバーの案内のもと、幼虫観察、そして実生広場や散策路などの周辺探索を行いました。大きな幼虫を手に取ってじっくり観察、中には”こわーい”と言って、なかなか手が出ない子も。

   

探索ではニッケイ、サンショウ、ゴマギ、クサギなど葉っぱをちぎって匂いを嗅いでみたり、実生広場では、ヒメコーゾの枝の皮剥きをやってみたり。エノキの葉っぱではとんがり防止のような小さな「虫こぶ」やまだら模様の黄色い幼虫見つけたり、、「ホシアシブトハバチ」の幼虫でした。
  

ミニ三上山やミニ三上山が見えると走り出して登る子も、頂上ではその眺望、本物の三上山も見えるぞ、野洲川の落差工、比叡山、比良山系も、などその眺望も楽しみました。
  

丸太橋を恐々渡ったり、散策路周辺、クヌギの樹液の出ているところ、夏になるとカブトムシいるよ!、でもハチには気を付けてとか、マムシグサやウバユリの紹介、アカメガシワの葉っぱに蜜腺があり、アリさんを呼んで害虫パトロールしてもらっている、また赤い葉っぱは紫外線から幼い葉っぱ守るためフィルターしているとかも。
   

時間が限られており、どんぐり広場の遊具とかもゆっくり楽しめておらず、残念でしたが、また保護者と一緒に来てね、と挨拶して小学校への帰路見送りました。 今回の森探索、子供達にとって森に親しみ感じて、自然を好きになるきっかけになってくれればうれしく思います。

追記:お土産に、幼虫を各クラス2匹づつ、計8匹渡しました。クラスで育てて、元気に成虫になること願っています。

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