5/29 北野小学校2年生 カブトムシ幼虫観察、森探索

やすのくまさん

2019年06月01日 07:16

5/29(水) 北野小学校2年生3クラス、109名、の皆さんを森に案内し、カブトムシ幼虫観察や、森探索を行いました。

小学校で集合、野洲川自然の森入り口までは歩いて20分程度で到着、雨上がりでもあり、入り口の丸太橋を滑らないよう用心しながら森に入り、実生広場の大きなエノキの木のそばに。(写真はクリックして拡大可能です)
 

この自然の森にはカブトムシが沢山います。幼虫は堆積した葉っぱや腐食した倒木などを食べて、ウンコにして森の木たちが育つ良い土を作るんだよとか、森のタヌキや、カラス、きじなどに食べられ大変なんだとかも話しを聞いて、幼虫を手のひらで観察。 その大きさにびっくりしたり、「わー、うんこした!」と歓声も。 中には「怖い!」としり込みする子も。
  

実生ひろばの探索では紙の原料にもなる「コーゾ」の枝の皮むきを体験したり、ニッケイ(ニッキ、シナモン)、また山椒、クサギなど匂いのする葉っぱも嗅いでみました。 


ミニ三上山に登り、守山方面、比叡山、琵琶湖、そして近江八幡、伊吹の山々、そして本物の三上山まで見渡し、野洲川の改修工事でできた落差工のお話を聞いたグループも。


十本木ひろばには桑の実が、紫色に熟しているものもあり、「おいしい」と味見、まだ熟したのが少ないので一個だけだよと。
 

どんぐりひろばでは、クヌギの根元の腐食した丸太などが集積したところで、カブトムシ幼虫を見つけた子も。 登りやぐら、シーソー、平均台、そして竹トンネルなどの遊具でもしばし休憩。 またひろば脇には真竹のタケノコもいくつか出ており、競って収穫。
  

森の中の通路では倒木に乗って、ちょと、スリルを味わいながら探索も。今年の孟宗竹が伸びたところでは、竹は、節毎に生長点があるので、伸びるのが早いんだよとか、剥がれた竹の皮は、昔はおにぎりなど包んで弁当にしていたよとか。
   

丸太橋も、恐々だけど人気。
 

郵便局の木、タラヨウ、は、葉っぱに字がかけるので、ハガキにつかっていたんだよと、字を書いて実演、、、 


この幼虫観察、森探索は2012年から毎年、今年で8回目です。、子供たちが、この自然の森の探索が楽しくて、自然に触れ合うことを好きになってくれたら嬉しく思います。また、今回も各クラス用に幼虫を4-5匹ずつ持ち帰っていただきました、うまく孵化、成虫に育ってくれること願っています。



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