5/17  北野小学校2年生 カブトムシ幼虫観察会、森探索

やすのくまさん

2023年05月20日 07:23

5/17(水) 北野小学校2年生4クラスの子供たちが森を訪れました。 カブトムシの幼虫観察、及び森探索です。

この自然の森には、昆虫類が集まるクヌギやコナラなどの樹液の出る樹木がありカブトムシが沢山いて、2012年から続いている恒例行事です。 学校応援団の皆さんの見守り付き添いで、学校から実生広場まで元気に歩いて到着です。(写真はclickして拡大可能です)


昨年の夏、森の腐葉土などの中に産卵、越冬して大きく育った幼虫を、箱に入れて準備、子供達は自分で掌に載せじっくり観察、「わー大きい!」、「あ、動いた!」、中には「こわーい!」とか尻込みする子も。「赤ちゃんに触るよう優しく扱ってください」とか注意しながら。
   

幼虫観察の後はクラス毎にて、森探索に出発です。実生広場では、匂いのする葉っぱ,サンショ、ニッケイや、紙の原料ヒメコーゾの枝の皮剥き、など興味ありそうな植物も観察。
  

ミニ三上山では、北西の方向、琵琶湖が見えるよ、とか、野洲川の落差工を示して、川底掘り下げ放水路作ったんだよ、とか。麓の別グループと「ヤッホー」とかエール交換も。またミニミニ三上山からの360度、意外にも遠くまで見える素晴らしい眺望も楽しみました。河川改修記念碑も見ながら。 また草原そばの「アカメガシワ」の赤い若芽を擦り、緑の葉っぱになることも体験。
  

ドングリ広場では少し休憩、ヤグラ登りなど、また、最近整備が進んでいる屯倉神社口から市三宅口にかけてのエリアでは、ハガキの語源になるタラヨウ、茎がマムシに似ているマムシグサなども紹介しながら、森の中の散策も。


実生広場に戻り、匂いのする葉っぱ観察やコーゾの枝の皮剥き、或いはカブトムシの一生の説明を受けているグループも。 終わりの集合で、子供たちはスタッフ参加のメンバーに、元気にお礼の言葉、手を振りながら森をあとにしました。 
  

子どもたちが帰り、休憩していると、近隣の竹ヶ丘保育の家の子供達の訪問がありました。幼虫の観察を誘ったところ、殆ど怖がらずに、「かわいい」とかの声も。小さいこどものほうが野性的? いつも自然の森に野外散歩に来ているためかな?


2年生の皆さんには、幼虫をクラスで育ててて成虫になる所を観察できるよう、幼虫3匹づつ入れた飼育箱を届けました。うまく成虫に育つこと願っています。 今回のような森の訪問にて、森が好き、自然が好きという子供達が一人でも増えればよいなと期待しています。

尚、市内の子供達対象で、6月10日(土)タケノコイベントを行います。タケノコを採って、焼きタケノコ楽しみますが、森探索も予定しています。

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