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2023年11月16日

11/11 秋のふれあいイベント@野洲川自然の森

11/11(土) 自然の森の秋の恒例イベント、タケメシ、焼き芋を味わい、竹細工体験、ネイチャーゲーム、森巡りを行いました。

タケメシ用の竹筒にお米、だし汁、具材を入れて、名前を書いて、仮設の棚に並べておきました。具材は、ニンジン、ゴボウだけでなく森のシイタケも活用。無洗米210g(約1.5合)、だし汁320CCの炊き込みご飯です。だし汁をこぼさないよう注意しながら、、(写真はclickして拡大可能です)
  

仕込みが終わったあと、ネイチャーゲームと森巡りに合わせて、森の探索です。森の植物やきのこなど観察しながら、矢田側道、実生広場など、経由して、野洲川河川サイドのミニ三上山周辺も。 今年は暑い日が続いたせいか、ウバユリの実がまだ青いものがあり、ウバユリ飛ばしの機会は一部のみでした。 匂いのあるゴマギ、ニッケイ、サンショウなども嗅いでみたり、、
 
  

ミニ三上山周辺では、真珠のようなスズメウリも。
  

ネイチャーゲームは実生ひろばで「ネイチャービンゴ」(https://mamana-b.com/field-bingo/)、注意して良くみると興味深い森の自然を発見しながら楽しんでいました。 またきくらげを見つけたり、倒木乗りも。
  

一方、どんぐり広場では、タケメシ竹筒用コンロの火起こし、焼き芋用、ロケットストーブや、七輪の火起こしなど準備。 焼き芋はすぐに焼き始めました。 戻った参加者は、自分の竹筒をコンロに架け、炊きあがりを待つ間に竹細工体験です。
   

竹細工の見本、たくさん、初めてのノコギリ体験も。 細工する希望に合わせてスタッフも応援。
 

竹筒は従来は真竹で作成していましたが、今回、孟宗竹を使いました。竹幹が分厚い分、炊きあがり迄時間がかかり、コンロ架け10時40分から、竹筒からの蒸気(吹きこぼれ)が亡くなる11時20分ごろまで、40分程度かかりました。追加の蒸らし時間10分、11時30分、お待ちかねのタケメシできあがり。美味しいと好評でした。 途中竹筒に火が付き燃える場合があり、水をかけて抑えたりもあり。 また、残り火で、やきいもを保温したり、稲のモミをそのまま焼いて、ポン菓子、少しはじけて、おいしいと。
 
 

子供達には、残り火でマシュマロ焼きも、上手にこんがりと焼いて、また空き時間には ハンモックやシーソー、ブランコ、ぶら下がり遊具などもあり、参加された家族の皆さん、自然に親しみながら楽しんでいただいたことと思います。
  

スタッフの皆さん、お疲れ様でした、またありがとうございました。全員集合!
 
  


2023年11月10日

11/9 タケメシ用竹筒作成

11/9(木) 秋のふれあいイベント(11/11)に備え、タケメシ用の竹筒作成しました。 

主に孟宗竹を伐採、ドラム缶幅60cmに架けれるよう、約70cm程度長にして、真ん中あたりに蓋をあけ、蓋が開かないようクサビも取り付けました。 しっかりとした竹筒置き場も架設しています。 参加の皆さん、お疲れ様でした。
   
  


2023年06月14日

6/10(土)タケノコ採りイベント

6/10(土) 野洲川自然の森でのタケノコ採りイベントです。

タケノコの代表は4月頃の孟宗竹のタケノコですが、自然の森では6月のこの時期、真竹でタケノコ採りを行っています。市内の子供達とその保護者11組計30人の参加でした。 (写真はclickして拡大可能です)


焼きタケノコ用、スタッフ分含めて、子供達には危ないと思われるエリアから収穫、ドラム缶コンロも準備しています。
 

竹伐採整備が進み、残された竹林が少なくなり、タケノコ数が少ないのではないかと危惧していましたが、参加の皆さま、結構収穫出来ました。主に中堤防散策路を市三宅口に向かって、右側、野洲川河川管理エリアの竹林です。 散策路の道端、或いは未整備の竹やぶの中に入って、スコップやトグワんて掘り起こして採取です。中には上部を足で押し倒したり。  真竹の場合、先端方30cm程度は食べられる柔らかさです。
  

収穫したタケノコを持ち帰り、品定め、中には皮を剥いたりして、ネイチャーゲームに出発です。今回、森案内も準備しておりましたが、全家族ネイチャーゲームに参加でした。アカメガシワの大きめの葉っぱを手に乗せくぼみをつけて勢いよく叩き、「パン」と破裂音、或いは四角い額縁を手に持ち、好みの風景や草花など映しこんで「自然のアルバム」なども楽しみながら、十本木ひろばでは、紫色に熟した「桑の実」も試食、ゲーム感覚で楽しみながら森を巡回、自然に触れあいました。
   

ドングリ広場ではアルミホイルで包んだ焼きタケノコ、クシが刺さるようになればほぼ焼き上がり。疲れたお子さんはハンモックでスヤスヤと。
 

採れたてタケノコが焼き上がり、醤油、マヨネーズ、ポン酢などつけて皆で味わい、「美味しい、美味しい」と。また子供たちはコンロの残り火でマシュマロ焼きも。
  

今回受付時に当団体の活動が「緑の募金事業」から活動助成受けていること紹介して寄付への協力も依頼、2511円も集まりました。参加の皆さま有難うございました。 自然に囲まれ、楽しいひと時を過ごして頂いたようで、アンケートでもまた訪れたいなど全員高評価でした。スタッフ参加の皆さま、お疲れ様でした。

今後も、このようなイベント継続できるよう願っています。
次回イベントは11月11日(土)「自然の森ふれあいイベント」竹筒飯盒のタケメシなど楽しみます。
  


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2023年06月07日

6/4(日) 2023年度、やすまる広場 カブトムシ幼虫観察会

6/4(日)2023年度、やすまる広場が野洲市図書館を中心に「やすまるひろば実行委員会」主催で開催されました。 コロナ禍のため3年ぶりの開催です。

レイカ野洲チームの「自然観察会」そばで「やす緑のひろば」として「カブトムシ幼虫」を展示観察できるようにしました。 「うわー大きい!」と、びっくりしながらも、案外怖がらずに近づいてくる小さな子供たちが沢山訪れました。(写真はclickして拡大可能です)
  

子供達だけでなく同伴のお父さん、お母さんたちもその大きさにびっくりでした。「自宅で飼育しているのよりも大きい}とも。森の竹チップ堆肥は栄養たっぷりですから。今回たまたま、すでに成虫になっていた、メスのカブトムシも一緒に展示、手に乗せたり、這わせたりして、触れ合えて、人気でした。 また、竹トンボづくりも行い、希望者に配布しました。
 


隣のレイカ野洲チームの自然の花木を観察するクイズも人気で100組以上参加があり、子供達は図書館庭で育成していたメダカやメンバー特製カラーボールなどもらって楽しんでいました。


その他、ライブ演奏、ドウタクンの訪問があったり。防災センターでは、消防隊員の綱渡り訓練の実演などもあり、沢山の入場者でにぎわっていました。
  

この「やすまる広場」への参加は「レイカ野洲」チームの図書館庭、ビオt-プの整備活動を一緒にやるようになったことがきっかけで、今後も「レイカ野洲」チームの皆さんと連携していければと思っています。
  


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2023年06月07日

6/3(土) 野洲学区ワクワク子供クラブ の自然の森訪問

6/3(土) 野洲学区「わくわく子供クラブ」の子供達15名、及び付き添い3名の皆さんが自然の森を訪れ、森に親しみました。

丁度、真竹のタケノコが出てきており、中堤防の散策路周りで、タケノコ採りしながら、市三宅口方面に。タラヨウの葉っぱに字を書いてみたり、新休憩所周辺ではマムシグサを観察したりしながら、中堤防では「ゴマギ」の葉っぱの匂い嗅いだりし森巡り。(写真はclickして拡大可能です)
  

実生広場では、太めの竹を伐採、子供達が運んで臨時のブランコを設置、乗って楽しみました。 伐採した竹の枝落としも子供達に体験してもらいました。でも、鋸の使い方知らない子達が殆どで、”手前に引くときに力入れて切るんだよ”と声掛けながら。 またハンモックも若木の間に設置。落っこちないようにバランスとりながら揺らしていました。
 

ミニ三上山や、ミニミニ三上山へも登ったり、楽しみながら自然に親しみました。野洲学区の子供達は北野学区の子供達のように学校行事で自然の森にくる場合が無いので、今回は良い機会になったことと思います。

  


2023年05月20日

5/17  北野小学校2年生 カブトムシ幼虫観察会、森探索

5/17(水) 北野小学校2年生4クラスの子供たちが森を訪れました。 カブトムシの幼虫観察、及び森探索です。

この自然の森には、昆虫類が集まるクヌギやコナラなどの樹液の出る樹木がありカブトムシが沢山いて、2012年から続いている恒例行事です。 学校応援団の皆さんの見守り付き添いで、学校から実生広場まで元気に歩いて到着です。(写真はclickして拡大可能です)


昨年の夏、森の腐葉土などの中に産卵、越冬して大きく育った幼虫を、箱に入れて準備、子供達は自分で掌に載せじっくり観察、「わー大きい!」、「あ、動いた!」、中には「こわーい!」とか尻込みする子も。「赤ちゃんに触るよう優しく扱ってください」とか注意しながら。
   

幼虫観察の後はクラス毎にて、森探索に出発です。実生広場では、匂いのする葉っぱ,サンショ、ニッケイや、紙の原料ヒメコーゾの枝の皮剥き、など興味ありそうな植物も観察。
  

ミニ三上山では、北西の方向、琵琶湖が見えるよ、とか、野洲川の落差工を示して、川底掘り下げ放水路作ったんだよ、とか。麓の別グループと「ヤッホー」とかエール交換も。またミニミニ三上山からの360度、意外にも遠くまで見える素晴らしい眺望も楽しみました。河川改修記念碑も見ながら。 また草原そばの「アカメガシワ」の赤い若芽を擦り、緑の葉っぱになることも体験。
  

ドングリ広場では少し休憩、ヤグラ登りなど、また、最近整備が進んでいる屯倉神社口から市三宅口にかけてのエリアでは、ハガキの語源になるタラヨウ、茎がマムシに似ているマムシグサなども紹介しながら、森の中の散策も。


実生広場に戻り、匂いのする葉っぱ観察やコーゾの枝の皮剥き、或いはカブトムシの一生の説明を受けているグループも。 終わりの集合で、子供たちはスタッフ参加のメンバーに、元気にお礼の言葉、手を振りながら森をあとにしました。 
  

子どもたちが帰り、休憩していると、近隣の竹ヶ丘保育の家の子供達の訪問がありました。幼虫の観察を誘ったところ、殆ど怖がらずに、「かわいい」とかの声も。小さいこどものほうが野性的? いつも自然の森に野外散歩に来ているためかな?


2年生の皆さんには、幼虫をクラスで育ててて成虫になる所を観察できるよう、幼虫3匹づつ入れた飼育箱を届けました。うまく成虫に育つこと願っています。 今回のような森の訪問にて、森が好き、自然が好きという子供達が一人でも増えればよいなと期待しています。

尚、市内の子供達対象で、6月10日(土)タケノコイベントを行います。タケノコを採って、焼きタケノコ楽しみますが、森探索も予定しています。  


Posted by やすのくまさん at 07:23Comments(0)自然観察会などのイベント

2023年05月16日

5/15 北野小学校 4年生 森探索

5/15(月) 北野小学校4年生110名余、自然の森の探索に訪問です。

小学校応援団の皆さま7名の見守りで午前10時には実生広場へ到着、6グループに分かれて約1時間、メンバーの皆さんの案内で、興味深い植物や生き物など探しながら巡りました。 (写真はclickして拡大可能です)
 

案内のコースは6グループ、なるべく重ならないよう、以下のマップの推奨ルートを案内しました。エノキの葉っぱにある尖がり虫こぶ、コバエの幼虫が入っていて葉を食べながら成長するとか、アカメガシワの赤い芽、赤いのはフィルムみたいに幼い葉を直射日光から保護している、こすると緑の葉っぱが出てくるよとか、また葉柄に蜜腺があり、アリを呼んで、害虫駆除お願いしているとか、、

  

竹や常緑樹で覆われると森が暗くなり、実生が育たなくなるんだと、はがきの木、タラヨウや、マムシ柄の茎のマムシグサなど紹介しながら、どんぐりから直接出ている、幼い芽も観察しました。竹を切ったり、樹木の間伐の意味を少しは理解してもらったのでは?
  

ドングリ広場では、遊具でちょっと休憩、十本木ひろば、そしてミニ三上山、ミニミニ三上山周辺にも。
  

実生広場に戻って、匂いのあるサンショ、ニッケイ、クサギなど紹介したり、紙の原料になるヒメコーゾの枝を折って、皮を剥いたりも。


今回の訪問は、4年生で、今後予定されている「やまのこ」研修の事前学習の観点でもきっと役立つものと思います。 
尚、明日5/17(水)には2年生120名余、カブトムシ幼虫観察会、及び森探索行います。

追記:森案内の前にどんぐり広場の遊具、平均台、シーソーの破損に気づき、補修、臨時で行いました。
 











  


Posted by やすのくまさん at 07:43Comments(0)自然観察会などのイベント

2023年03月29日

3/28  森の運動会@野洲川自然の森

3/28(火) この日も子供達の歓声が森の中で聞こえていました。

「生活クラブ」滋賀と福島・栃木の家族の皆さんの集いです。 どんぐりひろばでは櫓やシーソー、ぶら下がり遊具、木登りなどで子供たちが楽しんでいました。(写真はclickして拡大可能です)


皆で食事の後は「森の運動会」、十本木ひろばで、パン食い競争、綱引き、縄跳び、またハンカチ落としなども、楽しそう。、
   

運動会の後は大人たちは意見交換会、子供たちは「やす緑のひろば」メンバーの案内で、タケノコを探して森を巡回、実生広場では竹を切り出して、樹木に架けて、その竹棹へのブランコつくり、ハンモックも樹木に結び付け、乗って楽しんだり、また十本木ひろばでは「ドローン」の操作体験も。タケノコはまだ出始めでなかなか見つかりませんでしたが、それでも子供達頑張って、結構な数掘りあげ、大喜び。
   

日頃できない貴重な体験ができたようでよかった。
  


Posted by やすのくまさん at 21:42Comments(0)自然観察会などのイベント

2023年03月23日

3/21 森暮市 @自然の森

3/21(火・祝) 自然の森・どんぐりひろばで子供たちの歓声が響いていました。

「はぐはうす」T様、「みんなで子育てあそび畑」F様など子育てなどで自然の森を活用されている仲間たちの集いで、森めぐり、竹細工ワークショップ、そして、みそ汁の無料配布や、音楽ライブ、また手作り品などのお店もあるマルシェ。(写真はclickして拡大可能です)
 

竹細工も人気でした。竹林整備いただいている「竹かご喜Rin」のM様の指導で、竹コップなど食器類を中心に思い思いの作品ができていました。サンプルのスプーン類も参考に。
 

森めぐりでは、メンバーM様作成のリスト参考に、森の樹木や草木で食べられるもの、毒性があったり、かぶれたりすることがあり注意する必要がある草木などや、葉っぱのプレートにもなる、カクレミノ、タラヨウ、ヤツデなども紹介しながら、巡回しました。山菜のタラも少しですが芽を出していました。ミニ三上山周辺ではツクシンボもたくさん。 腐葉土の中のカブトムシ幼虫も紹介。
   

  


Posted by やすのくまさん at 07:51Comments(0)自然観察会などのイベント

2023年03月13日

3/12 樹木管理・剪定技術講習会 木を診る,木を知る

3/12(日) 「コミセンきたの」を会場に樹木管理・剪定技術講習会を開催しました。 一般参加者12名。

樹木医の中西先生を講師に午前中、樹木の特性や剪定技術についての講義、午後、それらを活かして剪定実習を行いました。樹木は①まずは光が一番、②水、③酸素,④温度、そして最後に⑤養分(窒素、リン酸、カリなど)があって、葉っぱで光合成を行いエネルギー作って成長できるという基本から、樹木の特性、根の張り具合、内枝、外枝、また、いつの季節に何処を、どのように切れば樹木を傷めず、希望の形に整えられるか、また実や花をつかせることができるかなど「木を診る木を知る」http://www.jpgreen.or.jp/book/books/mirushiru.html からの資料も参考にしながらわかりやすく説明いただきました。 むやみに切るのは伐採で、枯らす要因にもなると。(写真はclickして拡大可能)


午後の実習はコミセン周囲の樹木、マテバシイ、ヤマモモなどで、昨年またはそれ以前に剪定された比較的大きな枝跡を診断しながら、切断した場所やその切り方を評価、幹から枝がでて少し膨らんでいるブランチカラー部分は幹の一部で、そこは残す必要ありと。

ブランチカラーを残しておけばそこから樹皮が回り込んで切断面を包み込み修復、下図で②が正解です。①ブランチカラーまで切り込みすぎたり、③まで枝を残すと、樹皮が修復できずそこから枯れこむこともあると。
   


多数の枝先がからまったままバサバサと枝先が伐採された「ウバメガシ」があり、徒長枝、並行枝、交差枝、立枝、逆さ枝などを参加者で剪定、整姿、周囲のサツキも整理してすっきりとなりました。太めの切断面には殺菌のため「トップジン」を塗布。
  

大きく育った「ヤマモモ」の根元がコンクリートブロックで囲ってある所があり、根詰まり起こしている悪い事例や、ヤマモモの幹に数か所、こぶのように塊が噴き出たところを観察、「植物のガン」だそうで、原因はよくわかっていないそうです。 開花していた梅では、枝の間引き剪定で花のついた枝が際立つようになりました。
  

剪定した枝葉はトラックで回収、クリーンセンターへ。環境課に支援いただきました。感謝!


その他、繁茂しすぎたヤマモモの大木3本、風通しが悪く夏場に「虫」が湧くそうで、少し大きくなった中枝などをチェーンソーで伐採剪定しました。

  


Posted by やすのくまさん at 20:59Comments(0)自然観察会などのイベントその他の活動