› やす緑のひろば › 2017年03月

2017年03月28日

3/25 樹木管理・剪定技術講習会

3/25(土) この季節、第6回目となる樹木管理・剪定技術講習会を開催しました。

いつものように午前中は樹木医である中西先生による樹木管理の講義、午後は樹木回りの土壌改良、剪定技術の実習でした。
講習会場はコミセンきたの、「木を診る・木を知る」冊子 http://www.jpgreen.or.jp/book/books/mirushiru.html」の内容も参照しながら、樹木の特性、そして、このようにしてくれたら元気になるという樹木の育て方、などわかりやすく説明いただきました。 

樹木は光、空気、水、があって成長しているが、特に光が一番のごちそうであり、光が無いと枯れるので、光が当たるように透かしてやると元気になるとか、倒れないように頑丈な支柱にいつまでも縛っておくと、倒れないように自力で根を伸ばして踏ん張らなくなるので、強く育たないなども。


午後は、まずコミセンのグラウンド周囲の「マテバシイ」の土壌改良。 この「マテバシイ」は樹頂が枯れていたのですが、それは土壌が良くなく、根がよく育っていないからと説明、受け、土表面を削ると、表面すれすれに根が伸びて、地中深い方向にはほとんど入っていませんでした。 山土を入れたところに植えられており、山土だけだと、雨や踏みつけで固まって、根が入りにくいとのこと。  樹冠の周囲、7-8か所に穴を掘り、掘りだした土に土壌改良資材「タテヤマユーキ」などを混ぜて埋め戻しました。  これで元気になってくれること期待しています。
 

隣のヤマモモノ木も何本か下枝を伐採、切り口は「トップジン」というオレンジ色の殺菌ペーストを塗り切り口から腐るのを防ぎます。 オレンジ色が気になる場合は、「カルスメイト」というこげ茶色の殺菌ペーストもあります。
 

その後、北野小学校に移り、運動場、県道側の桜の木で剪定実習を行いました。 桜は、長年手入れがされていなかったので、既に大きくなった幹が根元から数本でており、主に透かしや、忌み枝、や低いところの枝落とし処理、また支柱の撤去、などの整備的な剪定となりました。
 

三脚作業での注意すべきことも学びました。


剪定枝は、チッパーGF120sにて粉砕する予定でしたが、あいにくベルト切れ故障で使えず、そのままトラックに積み込み処理です。残念。


この実習剪定で、今年の桜は一段と映えるようになるのではないかと期待するとともに、子供達が桜の木の近くで遊んでも、桜の枝に引っ掛からないようになり、参加の皆さまに感謝です。 一般参加者19名、スタッフ8名、皆さまお疲れ様でした。


ここで学んだことが参加者の近くの公園など公共施設でも生かされること願っています。







  


Posted by やすのくまさん at 22:48Comments(0)自然観察会などのイベント

2017年03月26日

3/23 野洲川自然の森整備活動 竹伐採&チッパー

3/23(木) 継続して野洲川自然の森 屯倉神社口近くの竹を伐採し、チッパーGF120sにて粉砕しています。

前回までの経験を生かしてチッパーの投入口を伐採した竹を運び込む方向に合わせて設置しました。 竹を伐採する人、運び出す人、又それを次の人にリレー、そしてチッパーに投入する人と、流れ作業で竹がみるみるチップ化されていきます。(写真はクリックして拡大可能です)
 

沢山のチップができました。 これでまたカブトムシの育成床が沢山作れます。 また竹の伐採エリアも奥まで広がり、竹切株の根元や1m切の上部もチェーンソーできれいに揃えています。
  

竹幹を積み上げたところも杭打ちなどで固定して、きれいに整備しています。
 

また、竹が丘口近くの孟宗竹エリア周辺の竹を伐採してそのエリア保護のバリケードにしたり、メンバーK様、特製の見事な自然の森案内板も中央部二本丸太橋入口に設置しました。 この案内板に引かれて訪問者増えそうです。
  

今回も森の中のゴミ回収、計5袋もありました。 活動参加の皆さまお疲れ様でした。
 

作業後、竹が丘住宅地手前の農林水産課管理の緑地帯で、クヌギやケヤキの大木が伐採されているところに遭遇、伐採後に萌芽しやすくなるように60cm程度の高さで切断お願いしました。 クヌギやケヤキは一般的には萌芽するので、期待しています。 最初は沢山の芽が出てくると思いますが、しばらくは放置して、根株を生存させるために必要な葉っぱをつけさせて、ある程度大きくなったところで、少しずつ間引きしていく予定です。 写真は伐採されたケヤキで、大きな立派なケヤキ材です。


次回4/4,4/15も竹伐採ですが、チッパーは準備できないので、主に、屯倉神社口から市三宅方面、中堤防寄りを整備予定です。 4月末に屯倉神社口横のバリケードの開放承認されれば、その傍で竹伐採、軽トラ・チッパーを乗り入れて、チップ化も行う予定です。







  


Posted by やすのくまさん at 22:15Comments(0)野洲川自然の森

2017年03月20日

3/18 野洲川自然の森整備活動 竹伐採チップに

3/18(土) 定例第三土曜日,久しぶりに樹木・竹粉砕機(グリーンフレーカーGF120S)を使って、伐採した竹をチップ化しました。

屯倉神社口は先日、軽トラックが下りれるよう整地できたので、早速、チッパーを積んで乗り入れました。 伐採した竹を枝落としせず、そのままチッパーに入れるので効率的で、これはいいなと思っていたら、30分もするとチップの出が悪くなりました。  排出筒口にチップがたまったようです。 葉が付いた竹が多いと水分が多く、排出筒を延長し長くしていたので詰まったようです。(写真はクリックして拡大できます)


排出筒の延長はやめて、短くして、ローターの中を清掃して再起動。 ところが、ローターが回らない。 再度ローターを開き、中を清掃して手で回ること確認してOK.。 その後は順調に稼働しました。  ちょっと音がうるさいので、次回は”耳栓”準備予定です。 また風が強いとチップが飛び散るので、袋に回収も試みる予定です。


倉庫集合場所そばの丸太橋には手すりを設置しました。 過日、年配のかたより、この丸太橋は怖くて渡れないと伝えられましたが、これで大丈夫。 またコナラの原木にシイタケ駒菌打ち400個も。
 

そのほか、どんぐり広場入口の階段整備や、キコリのローソク作りなども行いました。 参加の皆さん、お疲れ様でした。 


次回3/23(木)も屯倉神社口で竹を伐採してチップ作成予定です。 また、竹が丘口の孟宗竹エリアの保護を兼ねて周辺の竹の伐採、壁作りもできればと思っています。 

尚、市三宅の街寄り、市道ののり面の竹が伐採され、見晴らしがよくなりました。 自然の森サイドも市三宅口に向かって道路側の竹を少しずつ伐採していくことも検討しています。





  


Posted by やすのくまさん at 00:15Comments(0)野洲川自然の森

2017年03月16日

3/10 北野小学校 さつき苗植え付け

3/10(金) 北野小学校応援団サポーターの皆さまと協働にて、小学校校門横、県道そばの「さつき」が枯れていた場所に「さつき」苗を補填植え付けました。

昨年100本植えたうち、夏場の乾燥で、約半分ちかく枯れました。 昨年の反省も含め、今回は高植でなく、地面すれすれの高さで植え込み、また植え込み穴には、鹿沼土、赤玉土を混ぜ込み保水性を高め、苗の回りには水がたまるように水鉢をつくりました。
 

今回は計70本植えましたが、その苗は、野洲市農林水産課様のご支援にて「緑の募金」事業からの配布でした。 うまく育つように、夏場7月ころから、気がけて水やり実施する予定です。 「緑の募金」事業の立て札つけて、植え付け完了。 参加の皆さんお疲れ様でした。




  


Posted by やすのくまさん at 12:02Comments(0)他団体との交流

2017年03月10日

3/7 野洲川自然の森整備活動 竹伐採

3/7(火) 定例活動で、前回に引き続き、屯倉神社口周辺の竹伐採を行いました。

このエリアは数年手入れしておらず、竹が密集、また倒れた竹も絡んで、伐採には苦労しましたが、少しずつ切り出しての整備です。 伐採エリアが広がり、入口がかなり開けた感じになって来ています。(写真はクリックして拡大できます)
  

この他、どんぐり広場から河川エリアへの竹伐採して通路を開拓、ミニ三上山への通路の竹凸凹切断、ゴミ回収などの整備、またメンバーK様特製のミニ三上山への案内板も設置しました。
 

今回の参加者15名、皆さん元気です。


先週末ですが、屯倉口の道路からの急坂をユンボで均し土砂も入れていただきました。竹生口近くで作業されている「吉野組」様のご厚意です。これでチッパーを積んだ軽トラが入れるようになりました。 「吉野組」様ありがとうございます。


次回も主に竹伐採ですが、シイタケ菌打ちも行う予定です。



 

  


Posted by やすのくまさん at 07:41Comments(0)野洲川自然の森