› やす緑のひろば › 2019年03月

2019年03月30日

3/29 野鳥調査 @野洲川自然の森

3/29(金) 「滋賀自然環境研究会」の野鳥調査・植物調査に参加しました。

野洲川自然の森の植物、野鳥、昆虫などの生態調査を昨年より「滋賀自然環境研究会」にお願いしていますが、今回は主に野鳥の調査、一部植物も調査していただきました。 野鳥調査は、滋賀県立大学の学生グループ・エコキャンパス・プロジェクトチームが2012年ー2015年度ころまで定期的に行っていた、「ルートセンサス」方法と同じルート(添付図)にて行いました。(地図・写真はクリックして拡大可能)


今回確認できた野鳥は、私が記録できた分で、以下の通リですが、他にもあったと思われます。 ウグイス、ハシブトガラス、シロハラ、メジロ、ヒヨドリ、アオジ、キジバト、イカル、オナガ、シジューガラ、ホオジロ、モズ、カワラヒワ、、 ツバキの花にメジロが沢山群がっていました。 またスズメに似ている黄緑色の首回りのアオジもあちこちで観測されました。繁殖の時期だそうで、活発に動き回っているようです。どの野鳥も動きが早く、カメラで撮影は無理でした。 ネットの写真ですが、以下アオジ、尾っぽが長いオナガ。
 

普段は気が付かなかったのですが、その気で森の中を歩くと、野鳥の鳴き声が沢山聞こえることに気がつきました。良い天気に恵まれ心地よい散策となりました。 参加の皆さんお疲れ様でした。
  

尚、調査結果は別途まとめて報告いただく予定です。














  


Posted by やすのくまさん at 18:24Comments(0)自然観察会などのイベント

2019年03月29日

3/28 野洲川自然の森整備活動 竹伐採、丸太橋・倒木整備

3/28(木) 定例活動、竹が丘口周辺の竹伐採、丸太橋や倒木の整備を行いました。

竹が丘口近くの竹ヤブ、少しづつですが、伐採チップ化しています。
チッパーの調子がイマイチでしたが、中央部の孟宗竹周辺では伐採が進みすっきりと整理できました。(写真はクリックして拡大可能です)
 

丸太橋に竹製手すりも設置しました。 小学校の子供たち作成の”滑るので注意”の標識もあります。


散策路中央近くの倒木トンネル、その倒木の根っこをきれいに伐採、このエリア子供たちの人気のあそび場になりそうです。


朝方は冷え込んでいましたが、活動で温まり作業には快適な季節、今回体験参加のK様も加わり休憩では話も弾んでいました。参加の皆さん、お疲れ様でした。
 

次回4/2(火)も竹が丘口の竹ヤブを見苦しくない程度に整備予定です。 尚、急ですが、3/29(金)「滋賀自然環境研究会」による野鳥・植物調査を行うことになりました。







  


Posted by やすのくまさん at 07:47Comments(0)野洲川自然の森

2019年03月25日

3/23 樹木管理・剪定技術講習会

3/23(土)野洲市立図書館にて樹木の管理と剪定技術講習会を行いました。

 毎年この3月末ごろ、図書館やコミセンなどの公共施設で行っています。今回も講師は樹木医の中西先生にお願いしました。植物(樹木)の成長に必要なのは①何といっても光と②水と③空気であるなど基本特性、また「木を診る・木を知る」冊子記載の具体的な事例も参照しながら、樹木の特性を理解した管理の仕方を学びました。例えば、地下の根も空気が必要で、深く植えすぎると、根が枯れる、固く踏みしめた土では育ちにくいなど。 そして剪定の基礎、コツについても。(写真はクリックして拡大可能です)
 

午後の実習、まずは図書館の庭、ビオトープ周辺の樹木を、診て回り、剪定など手入れすべき箇所を指導していただきました。マツの先端は小枝(弱い枝)を残す、モミジでも外側に向かう小さい枝を残して、内向きの枝などきりつめる。 ツバキでは、外葉のすぐ上で切り詰めると外向きに芽が伸びる。 中途半端に枝の途中から切りつめると枝が枯れ込むので注意などなど、、、
  

枝葉はまだ元気であるが、幹がごつごつ、そして、ところどころ虫食い跡があり、根元からヒコバエがあるシイノキ発見、幹を根本近くで伐採、ヒコバエを伸ばして再生させることにしました。 キクイムシが幹に入り込んでおり、放置しておくとそのうち、枯れ出すとのこと。 
 

また3月初めに定植したばかりの苗木の大きな水鉢はもう少し根に近いところが良いと修正。


最後に入り口近く、駐車場周囲のマテバシイ、および消防署側のシイなどの大きくなった樹木を、中西先生の指導の下、参加者で実習剪定しました。今まで、ほとんど手入れされておらず、伸び放題でしたが、かなりすっきりとなりました。 左から、剪定開始、剪定中1,剪定中2.
  

忌枝が多数ありましたが、一度に大枝を伐採するのではなく、少し剪定しては離れたところから姿形を確認、また少し剪定を進めていくのがよいと指導受けました。比較的大きな切り口には殺菌剤”トップジン”を塗布。幹まで枯れこまないように!


消防署側の大きくなった樹木は今回は主に下枝を剪定、駐車場サイドから消防署が見通しできるようになりました。 また地生えの”アカシア”が7-8本、成長し、道路側に飛び出ていたので、伐採、整備も行いました。
  

今回の講習会の開催については、野洲市都市計画課、そして環境課の皆さんにも支援いただきました。ありがとうございました。






















  


Posted by やすのくまさん at 19:00Comments(0)その他の活動

2019年03月16日

3/16  野洲川自然の森整備活動 丸太橋整備、シイタケ菌打ち

3/16(土) 自然の森中央部の丸太橋の手すり設置やシイタケ菌打ちなど行いました。

開始時刻ころには雨が降り出し、メンバーS様特注にて装備のオーニングにて雨除け。活動中止するべきか迷っていましたが、雨がきてもすぐ中止できる作業で活動開始。(写真はクリックして拡大可能です)


今年架け替えた中央部の二本木丸太橋に手すりを設置、また水路跡内も危なくないように整備したり、実生若木の市道サイドへの移植、及び、通路を跨いだ倒木トンネル周辺の藪の整備など実施。
 

また、シイタケの菌打ちは大小、約40本程度、2年後になりますが、観察会などイベント時に収穫体験などできればと思っています。


前回から体験参加の3名の方は森の中やミニ三上山含む国交省・琵琶湖河川事務所管轄のエリアなども案内、新たな仲間ができ嬉しく思います。怪しかった空模様も活動の終わりころには良い天気になりました。参加の皆さんお疲れ様でした。



終了後,有志でチッパーのベルト再点検、グリース注油、油圧システムのオイル点検など実施。 ベルトカバーを外すのは、なかなかのものでしたが、今回コツは取得。またグリース注油する前はかなり重たかった切削ローターの回転軸にはグリースがどんどん入り、手で軽く回るようになりました。グリースは都度注油する必要ありそうです。 Maxのアクセルポジションは後日調整予定。


帰り際、中堤防、竹が丘口ちかくで、ツガイと思われる2羽のコゲラ(キツツキ)を見ました。遠方で、きれいに写真には納められず残念。一か月ほど前にもトントン音がするところに出会いコゲラを観察、この季節は音に注意していると、また観察できるかも。


次回3/28は主に竹が丘口周辺の竹伐採の予定です。









  


Posted by やすのくまさん at 23:01Comments(0)野洲川自然の森

2019年03月14日

3/12 北野小学校4年生 野洲川自然の森で看板設置、階段整備など

3/12(火) 北野小学校4年生が学習の一環として、野洲川自然の森にて、看板設置や階段整備など行いました。

看板は、先日、支柱に取り付けていたものが完成して、ミニ三上山の頂上や、出入口、散策路途中など、カケヤを振り上げ、自分たちで至る所に取り付けました。子供たちが工夫を凝らし、カラフルで、よく目につきます。(写真はクリックして拡大可能です)
 

丸太橋、や出入り階段のところには”出入口”、散策路の木の根が出っ張っているところや、ミニ三上山の急な坂には”危険・注意”の看板も。
   

通路を被っている倒木には”危険です”、また、どんぐりひろばには”楽しい遊具ひろば”など、この森を散策する保育園や幼稚園の子供たちも気が付いてくれそう。
 

市道そばやミニ三上山などには”ポイ捨て禁止”の看板も設置、板が外れた看板の支柱への再取り付けはメンバーが支援。
 

また、竹が丘口や、実生広場近くの階段も、堆積していた土砂を取り除いたりして整備もしてくれました。ありがとう4年生の皆さん!
 

この様子は、朝日新聞13日の朝刊に記載され、地域の皆さんにも野洲川自然の森を知っていただく良い機会となりました。 子供たちにとっては自分たちで整備した事で、この森がより身近に感じられるようになったのではないかと思います。



子供たちは、この後、新聞、ポスター、竹かざりなども作っており、その完成も楽しみです。






 






  


2019年03月09日

3/6 北野小学校サツキ定植

3/6(水)北野小学校正門周辺、県道傍にさつき苗を定植しました。

この場所には、4年前より毎年、「緑の募金事業」より配布を受けたサツキを定植、昨年2018年には、枯れた苗の補填で50本植えましたが、昨夏の異常なほどの暑さ、そして乾燥で、残念ながら、また多数枯れてしまいました。http://midorinohiroba.shiga-saku.net/e1397318.html

今回も、小学校応援団の皆様と協働で、計100本(当初80本+後で20本追加)の植えつけです。 水枯れを防ぐため、あまり高植えにせず、地面と同じ高さ程度、鹿沼土と赤玉土も混ぜ込み、周りを足で踏んで固めました。 前年の枯れた苗を取り除き、周囲の草取りも実施。 
 

夏場の水枯れを防ぐため、別途、敷き藁をしいたり、穴あき散水ホースを固定的に敷設しておき、蛇口をひねるだけで水やりできるようにする予定で、今年こそ、根づかせると意気込んでいます。 以下、定植後の様子です。
 

「やす緑のひろば」からは7名、 参加の皆さんお疲れ様でした。






  


Posted by やすのくまさん at 20:15Comments(0)他団体との交流

2019年03月08日

3/5 野洲川自然の森整備活動 竹伐採&倒木整備

3/5(火) 竹が丘口周辺の竹伐採、及び通路を跨いでいる倒木の整備を行いました。

昨年末から継続して行っている竹が丘口周辺の竹伐採、、かなり進んできていて、孟宗竹の保護エリアまで、到達しました。ただ伐採した竹を粉砕するチッパーは投入口からの竹の食い込みが十分でなかったらしく、残念ながら滞りがちでした。(写真はクリックして拡大できます)
  

通路上を跨ぐ倒木、崩れ落ちないように支え井桁の強化、また枝木を伐採して、チッパー機がその傍を迂回できるように整備中です。その姿はまるで恐竜の様!
  

3月から竹チップなどおみやげ付きで活動体験を広報で呼びかけており、今回、女性2名の参加があり、竹の伐採、整備に取り組んでいただきました。休憩は、いつものように、モチを焼き、キウイ、干し柿、八朔などでエネルギー補給、後半も頑張っていただきました。 参加の皆さん、お疲れ様でした。
 

森の中は春の兆し、「フキノトウ」が顔を出し、「タラの芽」も出ていたのですが、「タラの芽}は無残にも殆どが幹の上部から伐採、取り去られていました。例年この時期はこの手口があり、どうも商売で販売されているもよう。 少しだけ、森を散策する人が森の恵みが味わえるように育てているのに残念なことです。
 

次回3/16(土)は継続して竹が丘口周辺の竹伐採、チップ化。後半はシイタケ菌打ち、また可能なら、クヌギなどの実生を市道そば広場脇に移植も検討しています。

追記:、調子よくなかったチッパーを点検しました。
油圧システム用ベルトが滑っているのではないかと、そのテンションなど確認しましたが、問題なしでした。 ホッパーでの食い込みは、エンジンの回転で油圧システムを動かし、そのオイル圧で回しています。 エンジンの回転数が落ちるとオイル圧が下がり、食い込みが弱くなるようです。 以下の写真で、エンジン直結のプーリにかかっている中間ベルトで2番目のプーリーを回し、そこにかかっているパワーベルトが油圧システムを動かしています。 エンジンが高速で回っていれば、油圧システムが働く仕組みです。


点検したあと稼働させたところ、アクセルレバーが少し戻ってエンジンの回転が十分上がっていない状態、或いは、機器が水平でなく、ローターの回転が少し阻害され、エンジン回転数も阻害されるケースがありました。

アクセルレバーのフルスロットル位置から振動で戻らぬよう、アクセルストッパーを微調整、また送り速度ノブを遅い方向(カメさん)に回して、約1時間連続して快調にチップ化できました。 










  


Posted by やすのくまさん at 23:28Comments(0)野洲川自然の森