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2019年04月01日

3/31 チッパーGF128 ベルト交換

3/31(日) 竹を粉砕するチッパーGF128は最近、調子悪く、慎重にチップの飛び出し具合見ながら使用していたが、ローター駆動ベルトが滑っているように見え、交換に取り組んだ。 実際、ベルトの弛みも大きく、また内側には大きな亀裂傷も見え交換必要。(写真はクリックして拡大可能)
3/31 チッパーGF128 ベルト交換

GF128にはベルトはエンジンサイドから見て全部で4種類使用されている。 (メーカー Bandoh Red) 
1.ローター駆動ベルト SB41 2本 
2.中間ベルト      SB37 1本
3.パワーパッケージベルト SB40 1本
4.走行駆動ベルト SB59 1本

以下の写真のようにこれらのベルトは連なっており、ローター起動ベルト交換には、中間ベルトを外す必要がある。 
3/31 チッパーGF128 ベルト交換 3/31 チッパーGF128 ベルト交換


中間ベルトを外すため確認すると、中間ベルトも激しく傷んでいる。 中間ベルトを経由して油圧パワーパッケージベルトを駆動しており、これが、ホッパー食い込み弱くなる原因と考えられ交換必要。
3/31 チッパーGF128 ベルト交換 3/31 チッパーGF128 ベルト交換

ところが、中間ベルトを外すには、パワーパッケージベルト、そして走行駆動ベルトも連なっており、それらも外さないと交換できない。やむを得ずパワーパッケージベルト外しにかかるが、油圧パワー装置側のプーリーとフレーム間の隙間がないため、ベルトが外せない。 油圧パワー装置を動かす必要あるが、取り付けている4本のボルトは機器フレームの底にナットがある。 手やレンチが入らないところ、かなり苦労して、なんとか動かしベルト外しに成功。

次に走行駆動ベルトを外しにかかるが、これもガイドバーや、クラッチワイヤーなどが邪魔してプーリーから外せない。 最終的に、走行ハンドルで駆動クラッチのワイヤー止めているスナップリングクリップを外して、何とかベルトをプーリーから外せた。

交換の最後の難関は走行駆動プーリーとフレームの間の狭い隙間を、新しい中間ベルト、パワーパッケージベルトを通す必要あり、かなり苦労した。 朝8時ころから初めて、交換完了、ローターグリースアップも行い、試し運転終了したのは15時30分頃だった。 

大変であったが、交換後はすこぶる快調に粉砕できている。 よかった!!

これは推定であるが、ベルトが傷んだ原因は、①ローターを起動する際に急激にレバーを入れ、ベルトに負荷がかかった。②中間ベルト損傷は、途中停止した場合などで、ホッパーに竹が食い込んだ状態で、エンジン始動すると、油圧パワーパッケージ負荷で、ベルトが回れず焼損したのではないかと思われる。

対策として
①ローター起動はゆっくりと回転が上がるのを確認しながら、少しずつレバーを下げていく。 ローターはかなり重たいので、フル回転になるには時間がかかる。
②異常停止などで、ホッパーに竹を咬みこんだまま停止した状態で、そのままエンジン起動すると中間ベルトが傷む。 ホッパー正逆レバーをニュートラルにしてから起動する。

尚、今回走行駆動ベルト(SB59)は事前購入準備していなかったので、交換していない。部品は準備しておき、次期機会あれば、交換予定。


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Posted by やすのくまさん at 22:10│Comments(0)その他の活動
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