› やす緑のひろば › 2015年08月22日

2015年08月22日

8/22 竹でご飯を炊こう

8/22(土) 秋のイベントで竹飯ができないか、その試行を行いました。

森の中の真竹(マダケ)、できるだけ大き目の竹を選んで、以下の写真のように「竹飯ごう」を2個準備しました。 節間の長さ35cm-40cm、直径8cm程度で、カマドに架けるため、両サイドに充分な余裕を持つ長さとしています。 どちらがよいか実験のため、飯ごうの開口部を広く取ったものと、ドリルで穴をあけただけのもの、2種類で行いました。(写真はクリックして拡大できます)


飯ごうの容量を確認するため、水で満たしてみると1.5リットル弱で、それぞれコメ1.5合づつ、計3合を入れました。今回は無洗米でしたが、予め一定時間水に浸しておいたものです。 ドリル穴の飯ごうは、露斗を使って流し込みました。 また、味付けで、一本は醤油を少々、もう一本はサツマイモを入れています。


カマドは65cm長さのバーべキュウ・コンロで,炭を起こして使いました。 カマドに架けて約く25分くらいで吹きこぼれの泡が出なくなり、そこで日から遠ざけて、約く10分間蒸らしてできあがり。
 

ご飯を取り出すために、鉈で竹を割りましたが、どんなのが出来上がったか、ワクワクする瞬間です。 結果、2本とも丁度よいくらいに出来ています。オイシソウ!!
 


参加者で試食、本当に美味しくて、飯ごうの底までこすって完食しました。「竹飯ごう」を裏返すと、かなり燃えていて、もう少しで飯ごうの,底が抜けていたのではないかと思えるくらいでした。 


尚、今回の試行中、かなり強い通り雨がありましたが、S様特製の天幕で、中断せずに予定通り進めることができ助かました。 

「竹飯」イベントでも使えそうですね。