› やす緑のひろば › 2025年03月

2025年03月30日

3/27 野洲川自然の森整備活動 古竹片付け

3/27(木) 市三宅口方面に向かって市道そば、旧堤防法面下に積み上げた古竹などの片付けを行いました。

このエリアは2019年11月ころオムロン野洲事業所の皆さんと協働で竹を伐採したエリアで、その当時は荒廃した竹林でした。その当時の写真も添付。伐採から5年以上経過、積み上げていた古竹はボロボロになったものや、まだ硬いものなど混在しており、一本、一本引き抜きながら整理しています。 2019年当時の写真も添付。 (写真はclickして拡大可能です)
  

水路跡傍には、青竹で竹垣の柵をつくり、その間に古竹を入れて整理しています。


今回も、丸太橋用杉材の皮剥きや、旧堤防法面周囲の、不法投棄ゴミ回収、及び2個の工具倉庫の間に置いていたリヤカーの雨除けシートも設置しました。 参加の皆さん、お疲れ様でした。


尚、時間外で、しいたけ菌打ち、ホダ木10本程度、及びどんぐり広場のエノキの大木天板への防腐剤塗布も行いました。


次回4月1日(火)は、継続して、市三宅口方面に向かっての通路、周辺整備を行う予定です。
  


Posted by やすのくまさん at 21:33Comments(0)野洲川自然の森

2025年03月27日

3/23 樹木管理・剪定技術講習会 2025

3/23(日) 一般市民対象に樹木管理・剪定技術講習会を開催しました。

例年、この時期に開催しており、ここ数年は「コミセンきたの」にて、午前中講義、午後コミセングラウンド周囲の樹木で実習です。今回から講師は、レイカディア大学で講師も務めておられる、樹木医のH先生にお願いすることになりました。 参加は講師・スタッフ入れて14名。

午前中は樹木の特性、樹木は生き物であり、ごちそうは、光、水や空気も必要ですとか、水を吸い上げたり、葉っぱで蓄えたデンプン(糖分)
を根や幹の方向に運んだりしている器官は樹皮にあり、水や養分を吸い上げる導管は木部にありますとか基本的なことから復習。 皮を削った場合、或いは幹を切った場合、どの部位を保護するべきか理解する基になりました。 樹皮と木部の境界が形成層で、ここで新しい細胞が作られ、木部や樹皮を作っていき、年輪としてみれるようになります。


枝葉が全く無くなるところで枝や幹を切ると、葉っぱがないので、水の吸い上げや光合成も行えなくなり、その枝や幹は機能不全、枯れていきます。どこかに葉っぱを残すことを念頭に切る場所決める必要ありとか、、根っこも呼吸しており、周囲は踏み固めないで空気入るように、、など日本緑化センター「木を診る、木を知る」冊子 https://www.jpgreen.or.jp/book/books/mirushiru.html の内容を参考に樹木の立場がわかる維持管理の知識を学びました。 

枝落としはブランチカラーという少し膨らんだ部分で切断、回り込みで切り口をふさぐようにし、枯れこみが入らないようにする。切り口面積は、早くふさがるように最小化する。
 

樹木の根元に芽が出るヒコバエや幹から芽が出る胴吹きは、樹木を維持するエネルギーを作る葉っぱが足らないので、慌てて葉っぱを増やす、生き残りの術であり、それらを無暗に切り取るのは樹木を弱らせることになるとかも。 

午後は、三脚を安全に使用する取説、そしてグランド周囲の柿の木、ザクロ、クヌギ、マテバシイ、ヤマモモなど、どこをどのように切るか実際に剪定しながら、なぜなのか解説があり、最後は各自、それぞれ自分で剪定作業を行いました。 希望する形、上に延ばすのか、枝を詰めるのか、に合わせて、日当たり、風とうし、樹形バランス、を考えながら。
  

込み入った枝葉は、イチョウの葉っぱのような形をイメージして切り落とすとよいとか、大きめの枝を切ったところは殺菌剤「トップジン」を塗布、枯れこみを防ぎます。
  

剪定枝の回収は翌日、市環境課、3屯トラックにてクリーンセンター搬入、支援いただきました。感謝!
 

今回は実際の樹木を使った剪定の仕方に時間をかけ、具体的な事例での解説で分かりやすかったのではないかと思いますが、そのため、実習時間が足りなくなりました。次回の時間配分は検討予定です。
  


Posted by やすのくまさん at 23:25Comments(0)その他の活動

2025年03月16日

3/15 山部会と協働 竹伐採 

3/15(土) えこっちやす・山部会と協働で市三宅口周辺の竹伐採整備を行いました。

総勢参加24名、市三宅口周辺の竹を伐採し整備しました。伐採した竹の枝葉部分は、手渡し流れ作業でチッパー機器GF128まで運び粉砕、人手が多く、予定より早く完了、周辺のゴミ回収も行いました。(写真はclickして拡大可能です)
  

市三宅口周辺は足場が悪く、竹の切り株や、イバラ、や不法投棄のゴミなどもあり、また、竹が市道に倒れこまないように注意しながらの作業です。
  

チッパーも快調に稼働、大きなチップの山が出来ています。


また、先に運び込んでいた丸太橋用の杉材の皮剥き作業も継続しています。この時期、表皮が乾燥していて簡単には剥げず、基本は鉈ですが、一部はチェーンソーで削るような方法もとっています。 架設時の両端の枕木x2も皮を剥ぎ準備中です。
 

どんぐり広場の端に仮置きしていた、エノキの大木のテーブル天板、2枚分、を休憩テーブル中央部に据え付けました。少し持ち上げようとしてもびくともしなかった天板ですが、力持ちの若手で転がして、最後はブロック土台に持ち上げました。 後で高さ、微調整し、防腐剤を塗る予定です。
  

市三宅口周辺は不法投棄のゴミも多数あり、今回表面の目立ったところだけですが回収しました。埋まった大物やタイヤなどまだゴロゴロしており少しずつ回収予定です。 今日の休憩は餅を焼いて入れたゼンザイ、活動助成頂いている、三菱UFJ環境財団のY様も一緒ににぎやかに交流できました。 参加の皆さま、お疲れ様でした。
   

次回3月27日(木)、旧堤防法面下の散策路整備、及びゴミ回収などの予定です。  


Posted by やすのくまさん at 10:34Comments(0)他団体との交流野洲川自然の森

2025年03月04日

3/4 屯倉神社口 ガードレール開口部 

3/4(火) 定例活動は雨で中止。 小雨の合間をぬって、屯倉神社口のガードレールに開口部を設けました。

どんぐり広場への通路を確保するため、市道側のガードレールの一区間を撤去し開口部を設け、両端には、袖ビーム(丸みがある安全ガード)を、従来の屯倉神社口から、転用OK.。固定ナットがかなり強力に締まっており、ボックスレンチとハンマーで、汗ばむくらいでした。(写真はclickして拡大可能です)


この開口部を作るには、野洲市へ申請し承認を受け、守山警察署との協議など道路法第24条に従った手続きが必要で、また諸々の条件が付帯していて、なかなか大変でしたが、これで、先日設置した水路跡窪みへの丸太橋(8mx3本)経由でのどんぐり広場への通路が進展しました。 中堤防から「どんぐり広場」への法面の通路は、造成工事中の吉野組様にて実施いただけることになっており、そのあとで、全体の通路整備検討予定です。

また、ついでに、およそ30本程度、森の中の、クヌギ、コナラ、ムクノキ、エノキなど実生若木を抜いて、どんぐり広場と造成工事敷地の境界周辺に移植。 雨で地面は柔らかくなっており、比較的容易に作業できました。 これらの若木が成長して、目隠しの緑になってくれること期待しています。移植前後の写真です。
 

次回3/15(土)主に竹伐採予定で、山部会と協働です。今度は雨にならないこと願っています。
駐車場、不足する可能性あり市三宅口ゲート開放します。
  


Posted by やすのくまさん at 17:33Comments(0)野洲川自然の森

2025年03月01日

2/27 野洲川自然の森整備活動 竹伐採

2/27 市三宅口に近い市道ガードレールそばの竹を伐採しました。

 ガードレールそばの竹、残り少なくなってきました。もう一回行えば完了するかもしれません。(写真はclickして拡大可能です)
 

 伐採した竹は水路跡の窪みに集め、そこからチッパーまでリレー式に運んで粉砕しています。市三宅口近くは、水路跡の窪みまでは可なり落差があり、急こう配、足元注意しながらの作業です。
 

 前回運び込んだ丸太橋用の杉丸太材の皮剥きも行っていますが、水分少ない冬場、しかも伐採して1か月強経過しており、なかなか剥けず手間がかかっています。 また、継続して取り組んでいた自走式草刈機の格納庫も周囲に緑ボード取り付けて完成しました。
 

 今週初めですが、屯倉神社口近く、水路跡の窪みへ丸太橋、(杉丸太材8mx3)、が、県高専設置準備室、及び吉野組様の支援にて、架設されました。今後市道側のガードレールも取り除き、どんぐり広場への通路になる予定です。


 また、不法投棄のゴミなどを回収するドラム缶ハーフ、カラス被害を防ぐ金網ケースも新たに設置しました。今後燃えるゴミ、燃えないゴミ分別して回収して置けます。
 

 森の休憩所近く、メンバーK様、鳥の巣箱X2個設置頂いています。どんな小鳥がはいってくれるのか?楽しみです。 朝は冷えていましたが徐々に暖かくなり、作業は汗ばむほどでした。参加の皆さま、お疲れ様でした。


 次回3/4(火)は、ガードレールそば、残りの竹伐採の予定ですが、雨の可能性あります。その場合、次3/15(土)は山部会の皆さんとの協働作業になりますので、一気に竹伐採、進むのではないかと思います。尚、年間の活動スケジュールは以下ブログにあります。
https://midorinohiroba.shiga-saku.net/e1714495.html
  


Posted by やすのくまさん at 22:13Comments(0)野洲川自然の森