› やす緑のひろば › 2015年11月

2015年11月24日

11/22 自然の森ふれあいイベント

11/22(日) 野洲川自然の森に子供たちの歓声が上がっていました。

自然の森ふれあいイベントにて、森の巡回、竹の貯金箱つくり、竹飯、焼き芋に加えて、竹のすべり台などを楽しみました。 

焼き芋用の薪での充分な灰を作るため、開会式が始まる前から、焚き火開始。  今回の目玉の「竹飯」の実演後、十本木ひろばから巡回出発。竹飯の実演では子供たちがおコメを入れるのを手伝ってくれました。(写真はクリックして拡大可能)



屯倉神社口エリア、竹トンネルエリア、実生ひろば、などを通り、ミニ三上山を巡るコースです。 イチジクの仲間イヌビワのイヌビワコバチとの共生の話(http://www2.kobe-c.ed.jp/shimin/shiraiwa/ichijiku/jiku5.html)や、フユイチゴを食べたり、ウバユリの種飛ばし、倒木エリアでは、竹はなぜグングン伸びるの?話や倒木にちょっ乗ってみるなど、しながら、
 

竹林エリアでは、竹トンネルや竹の中の「かぐや姫」を楽しんだり、実生ひろばでは、カブトムシ幼虫をみつけたり、またムクノミを試食してみたりしながら、ミニ三上山へ登り、360度の眺望も楽しみました。
   

会場に戻り、竹の貯金箱作りです。竹筒にノコギリで入り口をつくり、ヤスリで仕上げます。小さなお子さんも自分でやすりをかけています。
   

そのころ竹飯もできあがりました。取り口を広げるため、参加の子供たちも手伝って竹を割ります。 今回はしょうゆ味ごはんでしたが、美味しく炊けて、何度もお代わりする子供も、
   

最後は、焚き火で焼いたおいしいヤキイモです。 濡れたキッチンタオル、とアルミホイルでつつみ、熱い灰のなかでじっくりと焼き上げてあり、ホクホクです。
  

そのほか、ひろばのエノキの大木にぶら下げたブランコや、櫓の登り台に取り付けたすべり台、また残った炭火でのマシュマロを焼いてたべたり、楽しみました。 特に竹で作った滑り台は、すべりごこちも良く、大変人気で、閉会後も子供たちは遊んでいました。
   

参加者全員集合、参加の皆さん、この自然の森を楽しんでくれたことと思います。 また、このあとの後片付けでは、穴うめもどしなど、小さな子供たちも手伝ってくれました。エライ!このような自然体験がきっかけで、自然を愛する大人に成長してくれること期待しています。 参加スタッフの皆さん、お疲れ様でした。














 


    
      





  


2015年11月23日

11/21 野洲川自然の森整備活動 イベント準備

11/21(土) 22日の自然の森ふれあいイベントに向けて、焼き芋用穴掘り、薪割、そして竹筒飯ごうなど準備しました。

焼き芋用の焚き火は十本木ひろばで行いますが、当日風が少し強く吹きそうで、その風除けに穴を掘って準備しました。 (写真はクリックして拡大できます)


また、燃えつきがよい材木も割り木にしています。 短く切断するには発電機を稼働させ電動のこぎりも活躍しましたが、割るのはやっぱり、手斧です。


竹筒飯ごうも、18本、ふたを留める針金も付けて準備、2本程度は当日、作るところを実演予定です。
 

休憩時間には生態調査している県立大学、エコキャンパスプロジェクトの2名も合流、アカゲラやシロハラなど冬鳥が観察されたことや、土壌調査も開始したことの報告設けました。 また野生イチジクを見つけたとのことで、その実を割って、共生している「イチジクコバチ」を生で観察しました。 イチジクとイチジクコバチの子孫を残すための興味深い話も勉強しました。
   

上の」写真で長いしっぽがある数ミリメートルのムシがイチジクコバチで、コバチの雄は、一生イチジクの中で、その種子を食べ物として暮らし、下図のように雌が出入りできる小さな穴を作るそうです。  雌が出入りすることで、イチジクの雄花の花粉が異株の雌花と受粉でき、イチジクが子孫を残せるようになるそうです。 お互いに相手がいないと種の保存が出来ない関係です。


森のなかには、マユミ(と思います)、ムラサキシキブ、ムク、フユイチゴなど食べ頃(?)、野鳥などで、種が運ばれるのを待っていると思われます。
   

ウバユリも種ができ、強い風がきて遠くまで飛び散るのを待っていると思われます。


参加の皆さん、お疲れ様でした。
















  


2015年11月15日

11/10 薪割り、竹材伐採

11/10(火) ふれあいイベント(11/22)で使用する、薪割りや竹材の伐採、また森の案内ポイントも確認しました。

今年も、薪割り名人が大活躍、大きな丸太も一発で、半分に。 でもなかなか大変で、大きな丸太はチェーンソーで縦割りにしました。 丸太材は、森の中の枯木や倒木を輪切りにしたもので、一輪車で運搬、デコボコ地面なのでかなりの力仕事でした。(写真はクリックして拡大できます) 
   

子供たちに竹の貯金箱を作ってもらう予定で、その材料の竹を伐採。 節間が短い竹筒が必要なので、太目のマダケを切って、その根元に近いところを使い、残りは、枝打ちし整理。 


また、森の案内ポイントも確認、子供たちが興味を持ってくれそうな説明を考えながら巡回しました。 実生ひろばのエノキの幹にはカタツムリ(この森のカタツムリはクチベニマイマイ)も。 イベント当日も居てくれるとよいのですが。


今年はまだ少ないようですが、第二ひろばにはフユイチゴの赤い実もありました、休憩所の近くにはシロバナタンポポも。


参加の皆さん、お疲れ様でした。


次回11/21(土)は竹飯用の竹筒やヤキイモ焚き火場所の穴掘り、や案内ルート周辺の竹伐採の予定です。 










  


Posted by やすのくまさん at 14:00Comments(0)野洲川自然の森

2015年11月07日

11/5  野洲川自然の森整備活動 観察エリア整備 

11/5(木) 臨時活動で櫓へのすべり台設置、屯倉神社口倒木エリア、ミニ三上山通路・頂上の草刈り整備など行いました。

前回から継続の櫓のすべり台が完成、上から見るとかなり長くてすべり落ちそうですが、座れば大丈夫。大人でも、手すりをもって、ゆるゆると滑れます。 竹の節のゴツゴツを減らせるよう、やすり慣らしもしています。(写真はクリックして拡大可能)
 

屯倉神社口の倒木エリアは倒木周りが危なくないように枯れ木や竹株など整備、あたり一帯の雑草も刈り取りました。 高学年の子供たちは倒木乗りをチャレンジできるかも。


ミニ三上山の通路・頂上付近の蔓や雑草はあまり伸びておらず、仕上げ程度で済みました。 参加の皆様、お疲れ様でした。


次回,11/10(火)臨時活動日、は竹貯金箱の竹材準備、焼き芋用、枯れ木収集、薪などの準備予定です。


  


Posted by やすのくまさん at 07:52Comments(0)野洲川自然の森

2015年11月04日

11/3 野洲川自然の森整備活動 イベント会場整備・滑り台

11/3(火) 秋のふれあいイベントに向けて、櫓登り台へのすべり台設置、及び十本木ひろば、第二ひろばの草刈り整備作業を行いました。

櫓へのすべり台は長さ6-7メートル程度、太い竹を3本組み合わせたもので、手すりガイドも設置予定です。まだ出来上がっていませんが、次回の完成が楽しみです。(写真はクリックして拡大できます)


主会場となる十本木ひろばは、子供たちが安全に動き回れるように特に入念に草刈り、クヌギやコナラのドングリが落ちているのが容易に分かるようになりました。
 

また第二ひろばも櫓登り台があり、その周辺も草刈や、枯竹などを除去し整備、十本木ひろばとの間のヤブの細竹も伐採し、お互いの見通しがよくなりました。
 

爽やかな天気のもとでの作業、参加の皆さん、爽やかな笑顔です。お疲れ様でした。


イベント当日11/22(日)前に臨時活動日11/5(木)、11/10(火)を設定しています。 次回11/5(木)はミニ三上山、屯倉神社口近くの倒木エリアの整備予定です。








  


Posted by やすのくまさん at 21:51Comments(0)野洲川自然の森