
2019年07月29日
7/29 スズメバチの巣 退治
7/29(月) スズメバチ事故後、場所を確認したオオスズメバチの巣を、プロに依頼して退治しました。
オオスズメバチは土手などの土の中に穴を掘り巣を作ります。 5月頃から営巣始め、この時期ではかなり大きくなっていて巣の中には100匹以上の働きバチと、その幼虫や卵、女王バチがいると思われるとのこと。

今回は出入口が一か所であることを明確に確認できるので、掘りだすのではなく、穴に殺虫剤を噴射して閉じ込め駆除することにしました。殺虫剤を噴射してネットで蓋をすると、苦しがってでてくるハチたちも、、 また外回りから帰還したハチは襲い掛かってきますが、網で捕獲、殺虫剤を噴射、次々に捕殺しています。

穴の中に何度も殺虫剤を噴射、ひときわ大きな女王バチも出てきて退治。 この時期、まだ女王バチは一匹なので、これで新たな卵は産まれないが、既にある幼虫や、卵を育てられないよう入念に殺虫剤を追加で噴射、入り口をふさぎました。

このグループのハチは女王バチがいなくなり、新しい巣は作れないので、外回りで生き残ったハチ達もそのうち死滅すると考えられます。
オオスズメバチは土手などの土の中に穴を掘り巣を作ります。 5月頃から営巣始め、この時期ではかなり大きくなっていて巣の中には100匹以上の働きバチと、その幼虫や卵、女王バチがいると思われるとのこと。

今回は出入口が一か所であることを明確に確認できるので、掘りだすのではなく、穴に殺虫剤を噴射して閉じ込め駆除することにしました。殺虫剤を噴射してネットで蓋をすると、苦しがってでてくるハチたちも、、 また外回りから帰還したハチは襲い掛かってきますが、網で捕獲、殺虫剤を噴射、次々に捕殺しています。


穴の中に何度も殺虫剤を噴射、ひときわ大きな女王バチも出てきて退治。 この時期、まだ女王バチは一匹なので、これで新たな卵は産まれないが、既にある幼虫や、卵を育てられないよう入念に殺虫剤を追加で噴射、入り口をふさぎました。

このグループのハチは女王バチがいなくなり、新しい巣は作れないので、外回りで生き残ったハチ達もそのうち死滅すると考えられます。
2019年07月25日
7/25(木)野洲川自然の森整備活動 若竹伐採、草刈り
7/25(木) 継続して若竹を伐採しています。
実は前回7/20 整備作業中、メンバーK様がすずめばちに刺されました。当日すぐに病院に行き必要な処置を施していただき大事には至りませんでした。後日、その被害にあった場所を確認したところスズメバチの巣があり、今回その周りをトラロープで囲い、注意札を立てました。(
写真はクリックして拡大可能です)

場所は、上記マップ、赤星印、屯倉神社口から水路跡傍の通路「矢田側道」を市三宅口に約100m程進んだ所、いつもタヌキの溜め糞がある場所近くの中堤防のり面です。 スズメバチは手を振り回し追い払おうとしたり、巣の近くをガサガサ作業されたりすると、攻撃仕掛けられたとして攻撃してきます。 見かけたり、身の回りを飛び回っても、追い払ったりせず、じっとして静かに退避すれば大丈夫です。、尚「ハチの巣」は出来るだけ早く、退治予定です。
今回の活動では、そのハチの巣の周囲は少しだけの整備にとどめ、他のエリアの若竹伐採を行いました。
以下の写真は、若竹伐採中、又は作業後のハチの巣周辺、中央口周辺、実生広場そばの杉林周辺です。

今年は、ウバユリの開花は全体的には少し遅れているようですが、所々咲き始めました。特に、実生広場入り口は群落がありヤブミョウガともコラボできれいです。その周囲の草取りも実施。 また森の中の通路周辺にも。

梅雨明け宣言が出て、気温もぐんぐん上昇、皆さん汗びっしょりでの作業でしたが、休憩ではスイカやシソジュースもありで英気を養い、後半も頑張りました。 参加の皆さん、お疲れ様でした。

作業後中堤防散策路に真っ白な可憐なキノコを発見。 何という名前なのか? ネットで調べると似たようなキノコに「オトメノカサ」というのがありますが、その名のような風情?

次回8/6(火)も若竹伐採、可能なら十本木ひろばの草刈りも実施予定です。
実は前回7/20 整備作業中、メンバーK様がすずめばちに刺されました。当日すぐに病院に行き必要な処置を施していただき大事には至りませんでした。後日、その被害にあった場所を確認したところスズメバチの巣があり、今回その周りをトラロープで囲い、注意札を立てました。(
写真はクリックして拡大可能です)


場所は、上記マップ、赤星印、屯倉神社口から水路跡傍の通路「矢田側道」を市三宅口に約100m程進んだ所、いつもタヌキの溜め糞がある場所近くの中堤防のり面です。 スズメバチは手を振り回し追い払おうとしたり、巣の近くをガサガサ作業されたりすると、攻撃仕掛けられたとして攻撃してきます。 見かけたり、身の回りを飛び回っても、追い払ったりせず、じっとして静かに退避すれば大丈夫です。、尚「ハチの巣」は出来るだけ早く、退治予定です。
今回の活動では、そのハチの巣の周囲は少しだけの整備にとどめ、他のエリアの若竹伐採を行いました。
以下の写真は、若竹伐採中、又は作業後のハチの巣周辺、中央口周辺、実生広場そばの杉林周辺です。




今年は、ウバユリの開花は全体的には少し遅れているようですが、所々咲き始めました。特に、実生広場入り口は群落がありヤブミョウガともコラボできれいです。その周囲の草取りも実施。 また森の中の通路周辺にも。


梅雨明け宣言が出て、気温もぐんぐん上昇、皆さん汗びっしょりでの作業でしたが、休憩ではスイカやシソジュースもありで英気を養い、後半も頑張りました。 参加の皆さん、お疲れ様でした。


作業後中堤防散策路に真っ白な可憐なキノコを発見。 何という名前なのか? ネットで調べると似たようなキノコに「オトメノカサ」というのがありますが、その名のような風情?

次回8/6(火)も若竹伐採、可能なら十本木ひろばの草刈りも実施予定です。
2019年07月22日
7/20 野洲川自然の森整備活動 若竹伐採、草刈りー山部会と協働
7/20(土) この季節天候が心配されましたが、雨にはならず、若竹伐採を自然・山部会と協働で実施できました。
6月半ばより、毎回タケノコが伸びた若竹を伐採していますが、一度、皆伐採したエリアでも、少し細めですが、再び若竹が林立しています。竹は根っこに養分を蓄え、一番目のタケノコが伐採されても予備の二番目がでて来て生き延びるようになっており、追っかけっこです。
草や、低木の藪の中を分け入るように入って、伐採。 若竹なので、力入れれば、ノコギリ一回で伐採できます。

屯倉神社口から市三宅方面の若竹伐採エリア、森の中のウバユリはもう少しで開花しそう、次回活動日25日ころは見ごろかも。 またヤブミョウガの花も沢山咲いています。 水路跡近く、マムシグサもまだ緑ですが、大きな実をつけていました。秋には真っ赤に熟れるまで、いたずらで折られないよう見守りましょう。

今回は山部会の皆さんとの協働なので、少し早めに切り上げて、どんぐりひろばでBBQ、話がはずみ、時間も延びて食べすぎるくらい、楽しみました。またこのような機会があればと思います。参加の皆さん、お疲れ様でした。

残業で、ミニ三上山周辺、実生広場などをHRC803で草刈りも行いました。 早めに行えば、走行スピード3で実施でき効率的でした。

次回7/25(木)は継続して若竹伐採、また余裕あれば十本木広場の草刈りも予定しています。
6月半ばより、毎回タケノコが伸びた若竹を伐採していますが、一度、皆伐採したエリアでも、少し細めですが、再び若竹が林立しています。竹は根っこに養分を蓄え、一番目のタケノコが伐採されても予備の二番目がでて来て生き延びるようになっており、追っかけっこです。
草や、低木の藪の中を分け入るように入って、伐採。 若竹なので、力入れれば、ノコギリ一回で伐採できます。

屯倉神社口から市三宅方面の若竹伐採エリア、森の中のウバユリはもう少しで開花しそう、次回活動日25日ころは見ごろかも。 またヤブミョウガの花も沢山咲いています。 水路跡近く、マムシグサもまだ緑ですが、大きな実をつけていました。秋には真っ赤に熟れるまで、いたずらで折られないよう見守りましょう。



今回は山部会の皆さんとの協働なので、少し早めに切り上げて、どんぐりひろばでBBQ、話がはずみ、時間も延びて食べすぎるくらい、楽しみました。またこのような機会があればと思います。参加の皆さん、お疲れ様でした。


残業で、ミニ三上山周辺、実生広場などをHRC803で草刈りも行いました。 早めに行えば、走行スピード3で実施でき効率的でした。



次回7/25(木)は継続して若竹伐採、また余裕あれば十本木広場の草刈りも予定しています。
2019年07月12日
7/10 マイコアカネ生態調査 第4回 成虫分布
7/10(火) 野洲川自然の森、及び周辺にて「琵琶湖生物多様性ネットワーク」チームのマイコアカネの成虫分布調査に参加しました。
前回まで「マイコアカネ」は一匹も観測できていませんでしたが、幸い、今回3匹観測できました。2匹は実生広場、もう一匹は、今年1-3月頃、竹の伐採整備を実施した、竹が丘口周辺です。 写真は3匹目で,
オス、数字の「3」を羽にナンバーリングしています。「マイコアカネ」は赤とんぼの一種で秋になれば、オスは赤くなりますが、この時期はまだ黄緑です。特徴は胸の黒条(黒い縦じまの線)が短いものが2個並んであることです。
この時期は羽化して間もないので、これらはどこか近くの湿地で羽化したと考えられ、河川サイド、国エリアとの境界周辺の湿地が繁殖地の可能性がありますが、今回も調査用ネットの中では、確認できませんでした。 ネットは湿地の一部にしか設置していないので、まだここでの繁殖可能性は考えらえる状況です。
今回も、森の中、周辺の河川サイド、手前の市道周辺、竹生口交差点周辺も調査。 「マイコアカネ」の他、「ナツアカネ」、「アキアカネ」、「マユタテアカネ」、「ハグロトンボ」、「アオイトトンボ」、「ハラビロトンボ」など捕獲しナンバーリング。 また捕獲はなしですが、前回も観測した、海外からの「ウスバキトンボ」、「ウチワヤンマ」、「シオカラトンボ」、そして近畿でも希少種で、尾っぽ先端が幅広く、目と目が離れた「メガネサナエ」も観測されました。 写真は「アキアカネ」、「ハラビロトンボ」、またネットの図鑑からですが「メガネサナエ」。

繁殖地と思われる湿地の近くには「タコノアシ」という希少植物もありました。 その実はタコが足を延ばして吸盤が並んでいるように見えます。適度に乾く湿地周辺に生育しているそうですが、そのような環境が少なくなってきているそうです。

調査途中、湿地近く、「ウワミズザクラ」のオレンジ色の実が鈴なりできれい、赤くなったら食べれるかも(サクランボ??)。また実生ひろばでは「アオスジアゲハ」のカップルにも出会いました。

次回調査は8月20日(火)09:00の予定です。
前回まで「マイコアカネ」は一匹も観測できていませんでしたが、幸い、今回3匹観測できました。2匹は実生広場、もう一匹は、今年1-3月頃、竹の伐採整備を実施した、竹が丘口周辺です。 写真は3匹目で,
オス、数字の「3」を羽にナンバーリングしています。「マイコアカネ」は赤とんぼの一種で秋になれば、オスは赤くなりますが、この時期はまだ黄緑です。特徴は胸の黒条(黒い縦じまの線)が短いものが2個並んであることです。

この時期は羽化して間もないので、これらはどこか近くの湿地で羽化したと考えられ、河川サイド、国エリアとの境界周辺の湿地が繁殖地の可能性がありますが、今回も調査用ネットの中では、確認できませんでした。 ネットは湿地の一部にしか設置していないので、まだここでの繁殖可能性は考えらえる状況です。
今回も、森の中、周辺の河川サイド、手前の市道周辺、竹生口交差点周辺も調査。 「マイコアカネ」の他、「ナツアカネ」、「アキアカネ」、「マユタテアカネ」、「ハグロトンボ」、「アオイトトンボ」、「ハラビロトンボ」など捕獲しナンバーリング。 また捕獲はなしですが、前回も観測した、海外からの「ウスバキトンボ」、「ウチワヤンマ」、「シオカラトンボ」、そして近畿でも希少種で、尾っぽ先端が幅広く、目と目が離れた「メガネサナエ」も観測されました。 写真は「アキアカネ」、「ハラビロトンボ」、またネットの図鑑からですが「メガネサナエ」。



繁殖地と思われる湿地の近くには「タコノアシ」という希少植物もありました。 その実はタコが足を延ばして吸盤が並んでいるように見えます。適度に乾く湿地周辺に生育しているそうですが、そのような環境が少なくなってきているそうです。

調査途中、湿地近く、「ウワミズザクラ」のオレンジ色の実が鈴なりできれい、赤くなったら食べれるかも(サクランボ??)。また実生ひろばでは「アオスジアゲハ」のカップルにも出会いました。


次回調査は8月20日(火)09:00の予定です。
2019年07月05日
7/2 野洲川自然の森整備作業 若竹伐採、草刈り
7/2(火) 中央口から竹が丘口に向かっての市道サイド、及び実生ひろば周りの、若竹伐採、草刈り、また杉林の倒木整備もを行いました。
市道サイドは、クヌギなどの実生若木を切らないように注意しながら刈り払い機で整備、若竹は年々細くなっており、中途で伐採すると枝葉が出てくるので、できるだけ根元で伐採。

実生広場周りも、一気に若竹が多数でてきており、伐採整備、特にミニ三上山に抜ける通路周辺は中程度の太さの真竹が多数ありました。 また中堤防との間で、今年の春整備したエリアも細竹多数。

またひろば隣接の杉林の中の倒木も伐採整備、若竹も伐採しすっきりとなりました。

幸い雨には降られませんでしたが、濡れていた竹や草との格闘と汗で、皆さん服はビショビショ。休憩時間にはメンバー栽培のおいしいスモモやビワなどでエネルギー補給、後半も頑張りました。 参加の皆さん、お疲れ様でした。

次回7/20(土)は自然・山部会の皆さんも参加、協働で若竹伐採、草刈りの予定です。
市道サイドは、クヌギなどの実生若木を切らないように注意しながら刈り払い機で整備、若竹は年々細くなっており、中途で伐採すると枝葉が出てくるので、できるだけ根元で伐採。

実生広場周りも、一気に若竹が多数でてきており、伐採整備、特にミニ三上山に抜ける通路周辺は中程度の太さの真竹が多数ありました。 また中堤防との間で、今年の春整備したエリアも細竹多数。


またひろば隣接の杉林の中の倒木も伐採整備、若竹も伐採しすっきりとなりました。

幸い雨には降られませんでしたが、濡れていた竹や草との格闘と汗で、皆さん服はビショビショ。休憩時間にはメンバー栽培のおいしいスモモやビワなどでエネルギー補給、後半も頑張りました。 参加の皆さん、お疲れ様でした。

次回7/20(土)は自然・山部会の皆さんも参加、協働で若竹伐採、草刈りの予定です。
2019年07月04日
7/2 マイコアカネ調査 第三回
7/2(火) 今年3回目の野洲川自然の森でのマイコアカネの調査に参加しました。残念ながら今回も森の中、および周辺でマイコアカネは観測できませんでした。
前回多数観測された、海を渡ってきた「ウスバキトンボ」は今回もミニ三上山周辺の草原を中心に多数飛び回っていました。素早く動くので捕獲はなかなか大変。網振りで勢いあまってひっくり返ったメンバーも。(写真はクリックして拡大可能です)

今回はトンボ捕獲の達人K様も加わり、「ウチワヤンマ」のオス、メスも捕獲できました。結構大きくて、尾っぽにウチワのようなヒレがあります。活動範囲は広く、琵琶湖周辺から飛来しているのではとのこと。

自然の森と国管理エリア境界の湿地のネットには「ハラビロトンボ」、「リスアカネ」が観測されました。ハラビロトンボはネット外にも多数。 リスアカネの写真は旭化成・W様提供で、識別ナンバーリングしてあります。 N6:ノース(北流跡自然の森)6月観測のリスアカネ。

今回、別の場所でのマイコアカネのヤゴが繁殖している可能性を考え、竹生口近くの遊水地x2か所も中に入って調査してみました。これらはヘドロが堆積しているような汚い水たまりや、動物のフンの匂いがする水たまりなど汚れており、またトンボの飛来も確認されず、繁殖地ではないように思われます。
マイコアカネのヤゴは、きれいな水で、適度に乾く時期もあり、アメリカザリガニや、ウシガエルなどヤゴを食する生き物も棲息していない環境でないと繁殖しずらく、自然の森のそばの湿地がそれらを満たしている貴重なところと思われるそうです。
探索中、倒木トンネル近くの「カラムシ」の葉っぱの上で 「ラミーカミキリ」、また「ウド」の葉っぱのうえで「ハンミョウ」などの昆虫、また国管理の草原では「カヤネズミ」の巣なども観測できました。「カヤネズミ」は親指ほどの日本で一番小さいネズミで全国的に希少種になってきているそうです。https://www.nacsj.or.jp/2017/08/5561/

また、森の中で以前良く観測された「キヌガサダケ」というレースのドレスを纏ったようなキノコも観測できました。実生広場から国管理の河川エリアへの抜け口の階段近くです。 このようにきれいな形で見れるのは珍しく、ラッキーでした。

次回のマイコアカネ調査は7/9の予定です。
前回多数観測された、海を渡ってきた「ウスバキトンボ」は今回もミニ三上山周辺の草原を中心に多数飛び回っていました。素早く動くので捕獲はなかなか大変。網振りで勢いあまってひっくり返ったメンバーも。(写真はクリックして拡大可能です)

今回はトンボ捕獲の達人K様も加わり、「ウチワヤンマ」のオス、メスも捕獲できました。結構大きくて、尾っぽにウチワのようなヒレがあります。活動範囲は広く、琵琶湖周辺から飛来しているのではとのこと。

自然の森と国管理エリア境界の湿地のネットには「ハラビロトンボ」、「リスアカネ」が観測されました。ハラビロトンボはネット外にも多数。 リスアカネの写真は旭化成・W様提供で、識別ナンバーリングしてあります。 N6:ノース(北流跡自然の森)6月観測のリスアカネ。


今回、別の場所でのマイコアカネのヤゴが繁殖している可能性を考え、竹生口近くの遊水地x2か所も中に入って調査してみました。これらはヘドロが堆積しているような汚い水たまりや、動物のフンの匂いがする水たまりなど汚れており、またトンボの飛来も確認されず、繁殖地ではないように思われます。
マイコアカネのヤゴは、きれいな水で、適度に乾く時期もあり、アメリカザリガニや、ウシガエルなどヤゴを食する生き物も棲息していない環境でないと繁殖しずらく、自然の森のそばの湿地がそれらを満たしている貴重なところと思われるそうです。
探索中、倒木トンネル近くの「カラムシ」の葉っぱの上で 「ラミーカミキリ」、また「ウド」の葉っぱのうえで「ハンミョウ」などの昆虫、また国管理の草原では「カヤネズミ」の巣なども観測できました。「カヤネズミ」は親指ほどの日本で一番小さいネズミで全国的に希少種になってきているそうです。https://www.nacsj.or.jp/2017/08/5561/



また、森の中で以前良く観測された「キヌガサダケ」というレースのドレスを纏ったようなキノコも観測できました。実生広場から国管理の河川エリアへの抜け口の階段近くです。 このようにきれいな形で見れるのは珍しく、ラッキーでした。

次回のマイコアカネ調査は7/9の予定です。