› やす緑のひろば › 2021年11月23日

2021年11月23日

11/11 トンボの湿地整備

11/11(木) オムロン野洲事業所の皆さんのトンボ生息地の湿地整備に参加しました。

野洲川北流跡自然の森、及びその周辺はここ数年来、希少種のマイコアカネが観測されています。その繁殖地と思われる湿地2か所、自然の森北側、破竹林と河川管理エリアの境界付近(湿地#1)、及び河川管理、土砂置き場、堤防道路近く(湿地#2)を整備ししました。 



事前に仮払い機などで荒く刈り取っていたあとの、湿地の中の草の根株を取り除き、水面がトンボに見えるようにする作業で、結構大変な作業でした。トンボは水面が光る反射を探して産卵場所にするそうです。
  

水面が出てきたところでは、ヤゴがいるのでは?と探索、マイコアカネのヤゴは見当たらなかったのですが、ヤンマのヤゴ、ゲンゴロウなどは観測できました。 こんな飛び地の湿地にゲンゴロウ、何処から来たのか?? 生息範囲を広げるため飛んで移動するそうです。 ゲンゴロウの生息環境は農薬や開発などでだんだんと無くなってきていて、絶滅危惧種に指定されている種類もいくつかあり、ここは、農薬もなく、ザリガニなど天敵もいないので貴重な場所になっているようです。
  

また、森の入り口や湿地周辺ではアキアカネが観測されました。
 

この森の周辺や実生広場などのひろばは、幼少期のトンボにとって、風も強くなく生育に最適な環境だそうです。ちなみにマイコアカネ、今年も、以前ほど多数ではありませんが、観測されたそうで、この環境を守れるよう今後も見守っていければと思います。








  


Posted by やすのくまさん at 08:05Comments(0)他団体との交流

2021年11月23日

11/20 野洲川自然の森整備活動 竹伐採、竹が丘口整備

11/20(土) 市三宅口方面市道側の竹伐採、及び竹が丘口の整備を行いました。

市三宅口方面、市道側は道路がすぐそばにあり、竹が道路側に倒れないように、また旧堤防の法面で、足場も悪く、注意しながらの伐採です。伐採した竹は水路跡傍の「矢田側道」まで運んでチッパーで粉砕しましたが、運び出すのが一苦労、積み上げた廃竹や、竹株を避けながら、水路窪みを超えて、、、、、今回もチップの山ができました。 (写真はクリックして拡大可能です)
 

継続して、竹が丘口周辺整備をしています。 元は破竹や葛が蔓延ていた藪だったのですが、若木が育つ林になってきています。通路側には冬イチゴも真っ赤になりおいしそう。
 

また、ミニ三上山法面の整備、今回もH様、葛も巻き付かず粉砕する強力なツムラ三枚刃の刈り払い機で奮闘され,整備エリアが広まってきています。


秋も深まり、実生広場も紅葉、散策にも最適な季節です。 爽やかな汗をかきながらの作業、参加の皆さま、お疲れ様でした。
  

次回11/25(木)は継続して市三宅口方面、竹伐採、竹が丘口整備予定です。










  


Posted by やすのくまさん at 06:00Comments(0)野洲川自然の森