› やす緑のひろば › 2022年12月18日

2022年12月18日

12/18 県立高専整備にて「自然の森の保護と活用を求める」 皆さんの集い

12/18(日) 滋賀県立高専の設置に関して、可能な限り「自然の森の保護と活用を求める」皆さんの集いが行われました。

本年9月20日に「野洲川北流跡自然の森」に高専設置が決定され、その後、野洲市、滋賀県との協議の機会があり、創意工夫をして、最大限、現在の自然の森の環境を保全、活用して高専施設を配置されるように要請しており、12月現在それらを配慮した、施設配置案を滋賀県にて検討されているところです。(写真はclickして拡大可能です)


滋賀県の最初の提案では、高専の専用敷地として3万㎡必要とのことで、自然の森4.万3千㎡の約70%が該当、森の北側(竹が丘口)からどんぐり広場辺りまで、これまで整備してきたエリアの殆どが含まれることになるとのこと。

特に、希少種もある貴重な植物や実生広場周辺の巨木群、また子供達に人気のどんぐりひろばなど残したいエリアをゾーニングした配置は検討されているようですが、必要とされる3万㎡をすべて「自然の森」の中に設置するのではなく、隣接の国の河川管理エリア(10万㎡)の管理区域の見直しを行い、その広大なエリアの一部を活用できるようになれば、例えば1万㎡活用できれば、森は2万㎡占有で済むことになり,50%は残るようになります。 実現するのは容易ではないと思いますが、創意工夫、知恵を絞って、実現できるよう働きかけているところです。

一方、、この森は、小さいお子さん連れのママさんグループや保育園、幼稚園、小学校など子供達の野外散歩、自然環境教育にも活用されており、その一つ「はぐはうす」のT様中心に、野洲市、滋賀県は、国(国交省)と一体となって森の自然環境を最大限守り、活用できるようにしていただきたいとの思いで、「自然の森の保護と活用を求める」署名活動を開始されました。 

本日、その「自然の森の保護と活用を求める」活動を支援いただいている皆さんに、どのようなところであるのか自然の森の案内を、熊本にて行いました。 中堤防を,竹伐採チップ化している,市三宅口まで周り、階段を矢田側道までおりて、タラヨウ、カブトムシ幼虫、マムシグサ、ウバユリ、トンボのマイコアカネなどの説明を入れながら実生広場、そしてミニ三上山周辺まで巡りました。北風が強く寒い中でしたが、どんぐり広場では具材がたくさん入ったみそ汁、コーヒーなど暖かい飲み物や薪火であったまりながら参加の皆さん、子供さんたちも一緒ですが、交流を深めました。 また市会議員の石川様、県会議員の富波様の訪問もあり、皆さんの熱い思いを聞いていただき、森の自然を守る活動への応援をお願いしました。(写真はclickして拡大可能です)

  

,尚、新年1月8日(日)11:00開始で、さらに応援の輪を広げようと一般にも参加を呼びかけた交流会が予定されています。
  


Posted by やすのくまさん at 22:51Comments(0)他団体との交流