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2019年05月13日

5/12 植物観察会 @野洲川自然の森

5/12(日) 滋賀植物同好会の皆さんの野洲川自然の森での植物観察会に参加させていただきました。

滋賀植物同好会 http://shigasdk.sakura.ne.jp/

同好会の会員の皆様17名、「やす緑のひろば」、「山部会」の皆さん11名、計28名の参加者で、副会長の森小夜子様による、その植物にまつわる興味深いストーリーをいろいろ伺いながらの楽しい観察会でした。(写真はクリックして拡大可能です)
5/12 植物観察会 @野洲川自然の森

森の大木の三羽ガラスである、エノキ、ケヤキ、ムクノキですが、そのムクノキの葉っぱの裏はザラザラしてヤスリのように皮をムクのに使えるというところからついた名前であるとか、アカメガシワの若葉の葉柄の近くに蜜穴があり、その蜜でアリを引き寄せ、害虫から若葉を守る兵隊にしている、またアカメガシワは荒れ地でのパイオニアツリーなので、最初に出てきて木陰を作り、他の植物が育つ環境を作ってくれる、他の植物が大きくなって日陰になると消えてしまう役割になっているとかも。
5/12 植物観察会 @野洲川自然の森

滋賀県で大切にしたい希少植物のxxラン、ヤナギイノコヅチ(イノコヅチに比べ葉がヤナギのように細長い草)、ノニガナ(生育地限定、個体数少ない、キク科黄色い花)も観察。
5/12 植物観察会 @野洲川自然の森 5/12 植物観察会 @野洲川自然の森 5/12 植物観察会 @野洲川自然の森

また中堤防散策路、中央付近では「カラスビシャク」という「マムシグサ」に似ている柄杓の柄のような芽をだしていました。球根は生薬「半夏」の原料になり、昔、農家の人が小遣い稼ぎに収穫販売でき、形が臍(ヘソ)のようにくぼんだ栗ににているところから、内緒のお金「へそくり」の元になったとか。https://takeda-kenko.jp/kenkolife/encyclopedia/illustrated/hange.html
5/12 植物観察会 @野洲川自然の森


食べておいしい実のなる木、ヒメコーゾ(実生ひろば)やヤマグワ(十本木ひろば)のオス、メス、また葉っぱをこすると匂いがする、ニッケイ、ヤブニッケイ、ゴマギ、クサギ、サンショウなども観察。 5m程度もかなり大きくなったニッケイが実生ひろばのサンショウの傍にありビックリ。

また「モチノキ」ではあるが中国から渡来、成長が2-3倍速く、繁殖力強い「トウネズミモチ」があちこちにあり、そのうち手に負えなくなるとのことで伐採を推奨されました。 その他、シロダモのビロードのような新芽の感触も楽しんだり、「ナナミノキ」の葉っぱは、裏側から透かしてみれば、まだら模様が見えるよとか、今後の自然の森での自然観察案内の参考になることもいろいろ学びました。

滋賀植物同好会 森様、ありがとうございました。以下「滋賀植物同好会」の観察会報告レポートです。:http://shigasdk.sakura.ne.jp/fbox/272reikai.pdf













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