
2019年06月19日
6/18 トンボのヤゴ調査、ネット張
6/18(火) 野洲川自然の森そばにてトンボのヤゴ調査、およびその後の調査のためのネット張作業に参加しました。
この活動は「滋賀のトンボを救え!トンボ100大作戦」を展開している「生物多様性びわ湖ネットワーク」のメンバーである、旭化成守山製造所、オムロン野洲事業所、そのサポート企業、(株)ラーゴ:https://www.lago.co.jp/の皆さんとの協働です。
滋賀のトンボを救え!トンボ100大作戦:www.pref.ishikawa.jp/satoyama/j-net/seminar.../biwako.pdf
野洲川自然の森では滋賀県のトンボの希少種「マイコアカネ」が夏から秋にかけて自然の森を住処として多数生育していることが今までの調査でわかりました。今回その羽化する繁殖場所を確認するため、可能性考えられる、自然の森そば、国交省管理エリアとの境界の湿地でヤゴを捕獲して調査しました。(写真はクリックして拡大できます)

ヤゴは沢山採れたのですが、それらは「ノシメトンボ」、「ハラビロトンボ」などで、狙っている「マイコアカネ」のヤゴは、残念ながら確認できませんでした。 ヤゴもよく見ると、おなかが太いだの、背びれにトゲトゲがある、お尻のとげが長いの短いの、それぞれ特徴をもっているそうです。 ちなみに「マイコアカネ」はお尻のとげは短いそうです。

この時期から7月にかけて、ヤゴは羽化して飛び立ちます。 その成虫で「マイコアカネ」を確認するため、その湿地の上部にネットでトンネルやドームを作り、捕獲するとのことで、自然の森の竹で、手慣れた、割竹を作り、トンネルやドームの骨格を作りました。その上にネットを被覆。

ドームは、もっと網目が細かい蚊帳を被せれば、夏場の野外キャンプのテントにも使えそうです。

尚、この繁殖地調査だけでなく、成虫になっての森の中での移動など含め、今後定期的に生育分布を調査予定です。 また10月5日(土)には地域の子供達対象に「トンボ観察会」も共催にて開催計画中で、別途広報にて案内される予定です。
野洲川自然の森の中の、散策路、実生広場やどんぐりひろばなどの場所は周りを樹木や竹で囲まれ、適度な隠れ場所や強風からも身を守れ、「マイコアカネ」などトンボにとって、夏場の快適な生活空間になっていると思われ、我々の活動が役立っているようです。
追記:調査へ途中の中堤防で、たまたま、オオスズメバチが、クヌギで樹液を吸っているところに遭遇、捕獲して退治しました。女王バチと思われ、産卵して働きバチを育てることが途絶え、オオスズメバチの巣を一個退治できたことになり、大収穫でした。

この活動は「滋賀のトンボを救え!トンボ100大作戦」を展開している「生物多様性びわ湖ネットワーク」のメンバーである、旭化成守山製造所、オムロン野洲事業所、そのサポート企業、(株)ラーゴ:https://www.lago.co.jp/の皆さんとの協働です。
滋賀のトンボを救え!トンボ100大作戦:www.pref.ishikawa.jp/satoyama/j-net/seminar.../biwako.pdf
野洲川自然の森では滋賀県のトンボの希少種「マイコアカネ」が夏から秋にかけて自然の森を住処として多数生育していることが今までの調査でわかりました。今回その羽化する繁殖場所を確認するため、可能性考えられる、自然の森そば、国交省管理エリアとの境界の湿地でヤゴを捕獲して調査しました。(写真はクリックして拡大できます)



ヤゴは沢山採れたのですが、それらは「ノシメトンボ」、「ハラビロトンボ」などで、狙っている「マイコアカネ」のヤゴは、残念ながら確認できませんでした。 ヤゴもよく見ると、おなかが太いだの、背びれにトゲトゲがある、お尻のとげが長いの短いの、それぞれ特徴をもっているそうです。 ちなみに「マイコアカネ」はお尻のとげは短いそうです。


この時期から7月にかけて、ヤゴは羽化して飛び立ちます。 その成虫で「マイコアカネ」を確認するため、その湿地の上部にネットでトンネルやドームを作り、捕獲するとのことで、自然の森の竹で、手慣れた、割竹を作り、トンネルやドームの骨格を作りました。その上にネットを被覆。


ドームは、もっと網目が細かい蚊帳を被せれば、夏場の野外キャンプのテントにも使えそうです。


尚、この繁殖地調査だけでなく、成虫になっての森の中での移動など含め、今後定期的に生育分布を調査予定です。 また10月5日(土)には地域の子供達対象に「トンボ観察会」も共催にて開催計画中で、別途広報にて案内される予定です。
野洲川自然の森の中の、散策路、実生広場やどんぐりひろばなどの場所は周りを樹木や竹で囲まれ、適度な隠れ場所や強風からも身を守れ、「マイコアカネ」などトンボにとって、夏場の快適な生活空間になっていると思われ、我々の活動が役立っているようです。
追記:調査へ途中の中堤防で、たまたま、オオスズメバチが、クヌギで樹液を吸っているところに遭遇、捕獲して退治しました。女王バチと思われ、産卵して働きバチを育てることが途絶え、オオスズメバチの巣を一個退治できたことになり、大収穫でした。
