2025年01月12日
1/7 野洲川自然の森整備活動 竹伐採整備
1/7(火)2025年最初の活動日で、主に竹伐採整備を行いました。
年初なので、まず近くの屯倉神社にて活動の安全を祈願、2礼2拍1礼。この神社は日本武尊を祭神とされていて、昔は地域の穀物など集まってくる拠点だったらしく”屯倉”の名がついています。また毎年8月28日には、豊作を祈願して子供相撲も開催されるそうです。(写真はclickして拡大可能です)

主に中堤防そばの竹林を整備、木漏れ日が入り自生えの実生樹木が育つように伐採しています。今回で市三宅口までの野洲川河川サイド,ほぼ間伐でき、やれやれです。今後は、まずは初夏のタケノコ退治、そして実生の生え具合をみて、日当たりをよくするさらなる間伐を繰り返しながら、樹木帯への変遷を目指します。

また、伐採した竹は、別途、チッパーで粉砕、舗装通路そばの藪も切りとったので、市三宅口の堆肥小屋の先まで、見通しが開け、すっきりとなりました。

その他、休憩所周辺のコナラなどの実生回りの整備や、倉庫の間、リヤカー置き場の地盤整備なども行いました。休憩は焼いた餅を入れたゼンザイあり、そしてメンバーK様手製の干し芋も。体の中も温まり後半も元気。参加の皆さんお疲れ様でした。

隣の高専建設予定地は造成工事進行中で、竹ヶ丘方面から大半が伐採され、根株も重機で掘り起こされています。大きなケヤキが伐採され、その根株が5-6個残り、遠くの三上山がくっきり見える、複雑な思いの風景となっています。残されている実生広場中心の大きなエノキ2本、間もなく伐採だそうです。

次回、1/18(土)の主な活動は検討中ですが、実生樹木の移植も考えています。
尚、2025年の年間活動予定は以下にアップしております。
https://midorinohiroba.shiga-saku.net/e1714495.html
年初なので、まず近くの屯倉神社にて活動の安全を祈願、2礼2拍1礼。この神社は日本武尊を祭神とされていて、昔は地域の穀物など集まってくる拠点だったらしく”屯倉”の名がついています。また毎年8月28日には、豊作を祈願して子供相撲も開催されるそうです。(写真はclickして拡大可能です)


主に中堤防そばの竹林を整備、木漏れ日が入り自生えの実生樹木が育つように伐採しています。今回で市三宅口までの野洲川河川サイド,ほぼ間伐でき、やれやれです。今後は、まずは初夏のタケノコ退治、そして実生の生え具合をみて、日当たりをよくするさらなる間伐を繰り返しながら、樹木帯への変遷を目指します。



また、伐採した竹は、別途、チッパーで粉砕、舗装通路そばの藪も切りとったので、市三宅口の堆肥小屋の先まで、見通しが開け、すっきりとなりました。



その他、休憩所周辺のコナラなどの実生回りの整備や、倉庫の間、リヤカー置き場の地盤整備なども行いました。休憩は焼いた餅を入れたゼンザイあり、そしてメンバーK様手製の干し芋も。体の中も温まり後半も元気。参加の皆さんお疲れ様でした。



隣の高専建設予定地は造成工事進行中で、竹ヶ丘方面から大半が伐採され、根株も重機で掘り起こされています。大きなケヤキが伐採され、その根株が5-6個残り、遠くの三上山がくっきり見える、複雑な思いの風景となっています。残されている実生広場中心の大きなエノキ2本、間もなく伐採だそうです。

次回、1/18(土)の主な活動は検討中ですが、実生樹木の移植も考えています。
尚、2025年の年間活動予定は以下にアップしております。
https://midorinohiroba.shiga-saku.net/e1714495.html
2025年01月05日
やす緑のひろば 2025年活動予定
「やす緑のひろば」 2025年活動予定です。
1.定例活動: ・野洲川北流跡自然の森整備
・日時:月3回、 第一火曜日、第三土曜日、第四木曜日 午前9時ー12時(都合よい日のみの参加、および早退など可能です)
・活動用駐車場:市道市三宅・竹生線そばの私有地(竹生口交差点から市三宅方面に向かって、約く400m程度入る、JR野洲駅からの通路とのT字路交差付近の空き地)
・集合場所:自然の森の中、休憩所 (地図はクリックして拡大可能)

2.2025年 定例活動、イベントなど日程詳細 (イベントは変更になる可能性あり)
・1月の定例活動日:1/7火)、1/18(土)、1/23(木)
・2月の定例活動日:2/4(火),2/15(土)、2/27(木)
・3月の定例活動日:3/4(火),3/15土)、3/27(木) *3/15(土 )山部会と協働
・3月23日(日) 樹木管理・剪定講習会 1000-15:00 予備日3/24(祝)@コミセンきたの
・4月の定例活動日:4/1(火)、4/19(土)*、4/24(木)* *4/19,4/24体験参加:
・5月の定例活動日:5/6(火),5/17(土)、5/22(木)
・5月XX日(火)北野小2年生 カブトムシ幼虫観察、森探索
・5月28日(水)-6月3日(火)野洲北中、2年生体験整備プログラム@野洲川自然の森
・6月の定例活動日:6/3(火),6/21土),6/26(木) *6/21(土)山部会と協働
・6月7日(土)野洲学区「わくわく子供クラブ」自然の森訪問・焼きタケノコ
・6月1日(日)10:00- やすまるひろば カブトムシ幼虫-展示観察@野洲図書館
・7月1日、19日、24日 定例
・8月5日、16日、28日 定例
・9月2日、20日,25日 定例
・10月7日、18日、23日 定例
・11月4日、15日、27日 定例
・11月15(土) 自然と遊ぼうー秋のふれあいイベント@野洲川自然の森(予備日11/22(土))
・11月又は12月オムロン(株)野洲事業所との協働
・12月2日(火)、11日(木)*、20(土) 定例(年末は第四木曜日の振り替えで第二木曜日12/11日に変更)
・1月6日(火)、17日、22日
・2月3日(火)、21日、26日
・3月3日(火)、21日、26日
問い合わせ:yasumidorinohiroba-1@yahoo.co.jp,090-9010-5802 熊本
1.定例活動: ・野洲川北流跡自然の森整備
・日時:月3回、 第一火曜日、第三土曜日、第四木曜日 午前9時ー12時(都合よい日のみの参加、および早退など可能です)
・活動用駐車場:市道市三宅・竹生線そばの私有地(竹生口交差点から市三宅方面に向かって、約く400m程度入る、JR野洲駅からの通路とのT字路交差付近の空き地)
・集合場所:自然の森の中、休憩所 (地図はクリックして拡大可能)

2.2025年 定例活動、イベントなど日程詳細 (イベントは変更になる可能性あり)
・1月の定例活動日:1/7火)、1/18(土)、1/23(木)
・2月の定例活動日:2/4(火),2/15(土)、2/27(木)
・3月の定例活動日:3/4(火),3/15土)、3/27(木) *3/15(土 )山部会と協働
・3月23日(日) 樹木管理・剪定講習会 1000-15:00 予備日3/24(祝)@コミセンきたの
・4月の定例活動日:4/1(火)、4/19(土)*、4/24(木)* *4/19,4/24体験参加:
・5月の定例活動日:5/6(火),5/17(土)、5/22(木)
・5月XX日(火)北野小2年生 カブトムシ幼虫観察、森探索
・5月28日(水)-6月3日(火)野洲北中、2年生体験整備プログラム@野洲川自然の森
・6月の定例活動日:6/3(火),6/21土),6/26(木) *6/21(土)山部会と協働
・6月7日(土)野洲学区「わくわく子供クラブ」自然の森訪問・焼きタケノコ
・6月1日(日)10:00- やすまるひろば カブトムシ幼虫-展示観察@野洲図書館
・7月1日、19日、24日 定例
・8月5日、16日、28日 定例
・9月2日、20日,25日 定例
・10月7日、18日、23日 定例
・11月4日、15日、27日 定例
・11月15(土) 自然と遊ぼうー秋のふれあいイベント@野洲川自然の森(予備日11/22(土))
・11月又は12月オムロン(株)野洲事業所との協働
・12月2日(火)、11日(木)*、20(土) 定例(年末は第四木曜日の振り替えで第二木曜日12/11日に変更)
・1月6日(火)、17日、22日
・2月3日(火)、21日、26日
・3月3日(火)、21日、26日
問い合わせ:yasumidorinohiroba-1@yahoo.co.jp,090-9010-5802 熊本
2024年12月23日
12/21 野洲川自然の森整備活動 竹伐採整備
12/21 中堤防周辺の竹林、および、通路の拡張整備を行いました。
市三宅口に向かって、中堤防そばの竹林を継続して間伐しています。木漏れ日が入るようにして樹木の実生を育成するためで、伐採した竹はチッパーで粉砕しています。(写真はクリックして拡大可能です)

高専の敷地の伐採作業が行われていますが、残存予定の環境保全林内の水路跡に、丸太橋を架ける資材(杉の丸太)を、伐採された杉材を活用して作ること提案しています。(7m長X3本 ,6m長x3本、および2m長x5本) 国有地内の通路を経由して搬送する計画で、工事されている、吉野組様と相談しておりますが、河川管理エリア、ヘリポートそばから、さらに奥の方の通路が狭いとのことで、その拡張のため、自生えの竹や樹木を伐採整備しています。 奥まで搬送する丸太の長さは6mなので,7-8m幅は必要と言われており、かなり広く必要です。

今回12/21は2024年最後の活動日なので、今年の活動を無事終了できたことに皆で感謝して、BBQで納会,締めとしました。毎回多くの参加があり、整備が進んでいることは、ありがたいことです。 参加の皆さん、お疲れ様でした。 メンバーのM様、落ち葉なども活用して作れる土壌活力剤の種菌紹介も。

高専敷地は樹木伐採進んでいます。実生広場跡周辺、大きな大木の根株も掘り起こされています。 育つには50年以上かかったと思われる大木、エノキ、ケヤキなどがたくさんありましたが、ここわずか1-2週間で、何もなくなりました。三上山が良く見えます。

次回2025年最初の活動は1月7日(火)です。 最初に、屯倉神社で安全祈願し、中堤防そば、市三宅口に向かっての竹林整備を継続予定です。
市三宅口に向かって、中堤防そばの竹林を継続して間伐しています。木漏れ日が入るようにして樹木の実生を育成するためで、伐採した竹はチッパーで粉砕しています。(写真はクリックして拡大可能です)


高専の敷地の伐採作業が行われていますが、残存予定の環境保全林内の水路跡に、丸太橋を架ける資材(杉の丸太)を、伐採された杉材を活用して作ること提案しています。(7m長X3本 ,6m長x3本、および2m長x5本) 国有地内の通路を経由して搬送する計画で、工事されている、吉野組様と相談しておりますが、河川管理エリア、ヘリポートそばから、さらに奥の方の通路が狭いとのことで、その拡張のため、自生えの竹や樹木を伐採整備しています。 奥まで搬送する丸太の長さは6mなので,7-8m幅は必要と言われており、かなり広く必要です。



今回12/21は2024年最後の活動日なので、今年の活動を無事終了できたことに皆で感謝して、BBQで納会,締めとしました。毎回多くの参加があり、整備が進んでいることは、ありがたいことです。 参加の皆さん、お疲れ様でした。 メンバーのM様、落ち葉なども活用して作れる土壌活力剤の種菌紹介も。


高専敷地は樹木伐採進んでいます。実生広場跡周辺、大きな大木の根株も掘り起こされています。 育つには50年以上かかったと思われる大木、エノキ、ケヤキなどがたくさんありましたが、ここわずか1-2週間で、何もなくなりました。三上山が良く見えます。

次回2025年最初の活動は1月7日(火)です。 最初に、屯倉神社で安全祈願し、中堤防そば、市三宅口に向かっての竹林整備を継続予定です。
2024年12月15日
12/12 野洲川自然の森整備活動 駐車場整備、実生幼木移植
12/12(木) 活動時の新規駐車場の整備、および実生幼木移植など行いました。
新規駐車場、まだ周囲に残っていた竹を伐採してさらに拡張中です。
竹は枝葉落としして法面の凹みに積み上げて、整理しました。幾分残っていた地面の葛も切り取り、なんとか必要台数分の広さまで拡大できたかと思います。(写真は、クリックして拡大可能です)

時間外になりますが、高専開発区域に自生えのクヌギ、コナラの幼木、約30本、を中堤防そばの整備中竹林の中、および市道市三宅竹生線そば法面に移植しました。時間はかかりますが、カブトムシなどの昆虫も住みやすい森になってくれればとの思いです。 まだこの時期、葉っぱが少し残っており、コナラ、クヌギ、見分けつきます。フユノハナワラビも移植し根付いたようです。

その他、第二倉庫の裏面腐って傷んでいた部分への補強金属板追加や、自走式草刈り機格納庫の幅を拡張する作業なども行いました。参加の皆さん、お疲れ様でした。

高専開発エリアは,12/9より本格的に樹木伐採が開始され、あの実生広場も大きなエノキの大木が2本残っただけ、その背景も、竹が丘まで透けて見えます。その大きなエノキの大木もほどなく伐採されます。 伐採前の実生広場の最後の姿と比較。 本当に残念、、、

辛うじて残る事になった、どんぐり広場は落ち葉や紅葉できれいです。 中堤防には、まだ新しいタヌキのため糞、センダンの種のようなものが沢山混じっています。

次回12月21日(土)は2024年最後の活動日で、中堤防そばの竹林整備の予定ですが、活動早めに切り上げ、活動納めの会を予定しています。来年2025年の初活動日は1月7日(火)です。 活動予定日:https://midorinohiroba.shiga-saku.net/e1695015.html
新規駐車場、まだ周囲に残っていた竹を伐採してさらに拡張中です。
竹は枝葉落としして法面の凹みに積み上げて、整理しました。幾分残っていた地面の葛も切り取り、なんとか必要台数分の広さまで拡大できたかと思います。(写真は、クリックして拡大可能です)


時間外になりますが、高専開発区域に自生えのクヌギ、コナラの幼木、約30本、を中堤防そばの整備中竹林の中、および市道市三宅竹生線そば法面に移植しました。時間はかかりますが、カブトムシなどの昆虫も住みやすい森になってくれればとの思いです。 まだこの時期、葉っぱが少し残っており、コナラ、クヌギ、見分けつきます。フユノハナワラビも移植し根付いたようです。


その他、第二倉庫の裏面腐って傷んでいた部分への補強金属板追加や、自走式草刈り機格納庫の幅を拡張する作業なども行いました。参加の皆さん、お疲れ様でした。



高専開発エリアは,12/9より本格的に樹木伐採が開始され、あの実生広場も大きなエノキの大木が2本残っただけ、その背景も、竹が丘まで透けて見えます。その大きなエノキの大木もほどなく伐採されます。 伐採前の実生広場の最後の姿と比較。 本当に残念、、、



辛うじて残る事になった、どんぐり広場は落ち葉や紅葉できれいです。 中堤防には、まだ新しいタヌキのため糞、センダンの種のようなものが沢山混じっています。



次回12月21日(土)は2024年最後の活動日で、中堤防そばの竹林整備の予定ですが、活動早めに切り上げ、活動納めの会を予定しています。来年2025年の初活動日は1月7日(火)です。 活動予定日:https://midorinohiroba.shiga-saku.net/e1695015.html
2024年12月08日
12/5 野洲川研修会「小さな自然再生から学ぶ流域治水」
12/5 研修会「小さな自然再生から学ぶ流域治水in野洲川」が市三宅地先の落差工周辺で開催されました。
本来、国土交通省、近畿地方整備局主催で整備局職員対象で、小さな自然再生の取り組みを通じて、生態系保全に係る知識と技術および地域連携のノウハウを体感して習得する目的ですが、、今回、MIZBEステーションが計画されており、その関係の地域の団体なども参加しての研修会になりました。 以下研修会場は、ミニ三上山からも観察できる落差工周辺です。(写真はクリックして拡大可能)

右岸の階段式魚道下部のワンドでは外来魚「オオクチバス」(通称:ブラックバス)を小網ですくって捕獲体験、わたくしも実際にゲット、駆除しました。 「オオクチバス」その名の通り、大きな口で小魚を食べ、琵琶湖流域でどんどん繁殖しているようで、この野洲川でもたくさんいること確認です。カワラハハコグサ

落差工右岸周辺は土砂が堆積、大雨の時は流れがある場合があるようですが、通常は砂礫ばかりで養分が少なく、そのような場所だけに生育する植物がいくつかあり、今回「ヤナギタデ」、「カワラヨモギ」、「カワラハハコ」、「シダレスズメガヤ」など紹介していただきました。「ヤナギタデ」は、たまに水が流れるその水際で芽を出し、その後は養分ないところでも育つとかで、他の地域では希少種になっているところもあるとか、大きくなった「カワラハハコ」は白い花が咲いていました。カワラヨモギは、やはり養分の無いところで育つ植生で、頻繁に水があふれるとかで養分が増えると、他の植生、例えば「シダレスズメガヤ」が侵入して駆逐されるそうです。今回、その「シダレスズメガヤ」をいくつか根っこから抜いて駆除する体験も行いました。

ここの落差工の中央には日本でも最大級らしいのですが、ハーフコーン式魚道があり、数億円かかったとか、そのすぐそばで観察、上流部の堆積物や、その上に成長した雑草など除去しました。 ハーフコーンは一個づつ方向変えて設置かと思いきや、2個づつ並べて方向変えて設置されています。なぜなら、一個ずつだと流れが渦を巻き、遡ってきた魚が、どちらが流れの上流方向なのか認識できなくなり、その間に滞留することになるそうです。ちなみにここの魚道溜まりで魚がいないか探ってみたが一匹もいなかったそうで、魚がすいすい上っている証拠だと。ビワマスや鮎もスイスイ遡上しているそうです。

最後は水の流れに変化を持たせ水の生態系を豊かにする方法として「バーブ工」を実際に作成しました。ある程度の流れがあるところでカタカナのハの字に川の中の両端から石を並べて、真ん中だけ残して流れをせき止めました。「バーブ工」の下流裏側は砂洲が形成され小魚などのたまり場、時には産卵床、また中央は流れが速くなり、小さな小川など、川底が削られ、自然に「バーブ工」も先端が崩れていく、小さな小川などでは、川の中の自然を豊かにするには有効だと。

MIZBEステーションが開設され、水の流れにも直接親しめるようになった時、水の自然観察会などで今回の研修は役に立ちそうでした。整備局、自ら自然環境保全に関連した研修を行うことは素晴らしいことで、ちょっとびっくりしました。 ちなみに今回整備局関係者14名、守山、野洲市計3名、地域事業所、団体13名(内やす緑のひろば5名)、総計30名+滋賀県立大学の学生2名の参加がありました。
本来、国土交通省、近畿地方整備局主催で整備局職員対象で、小さな自然再生の取り組みを通じて、生態系保全に係る知識と技術および地域連携のノウハウを体感して習得する目的ですが、、今回、MIZBEステーションが計画されており、その関係の地域の団体なども参加しての研修会になりました。 以下研修会場は、ミニ三上山からも観察できる落差工周辺です。(写真はクリックして拡大可能)

右岸の階段式魚道下部のワンドでは外来魚「オオクチバス」(通称:ブラックバス)を小網ですくって捕獲体験、わたくしも実際にゲット、駆除しました。 「オオクチバス」その名の通り、大きな口で小魚を食べ、琵琶湖流域でどんどん繁殖しているようで、この野洲川でもたくさんいること確認です。カワラハハコグサ


落差工右岸周辺は土砂が堆積、大雨の時は流れがある場合があるようですが、通常は砂礫ばかりで養分が少なく、そのような場所だけに生育する植物がいくつかあり、今回「ヤナギタデ」、「カワラヨモギ」、「カワラハハコ」、「シダレスズメガヤ」など紹介していただきました。「ヤナギタデ」は、たまに水が流れるその水際で芽を出し、その後は養分ないところでも育つとかで、他の地域では希少種になっているところもあるとか、大きくなった「カワラハハコ」は白い花が咲いていました。カワラヨモギは、やはり養分の無いところで育つ植生で、頻繁に水があふれるとかで養分が増えると、他の植生、例えば「シダレスズメガヤ」が侵入して駆逐されるそうです。今回、その「シダレスズメガヤ」をいくつか根っこから抜いて駆除する体験も行いました。



ここの落差工の中央には日本でも最大級らしいのですが、ハーフコーン式魚道があり、数億円かかったとか、そのすぐそばで観察、上流部の堆積物や、その上に成長した雑草など除去しました。 ハーフコーンは一個づつ方向変えて設置かと思いきや、2個づつ並べて方向変えて設置されています。なぜなら、一個ずつだと流れが渦を巻き、遡ってきた魚が、どちらが流れの上流方向なのか認識できなくなり、その間に滞留することになるそうです。ちなみにここの魚道溜まりで魚がいないか探ってみたが一匹もいなかったそうで、魚がすいすい上っている証拠だと。ビワマスや鮎もスイスイ遡上しているそうです。

最後は水の流れに変化を持たせ水の生態系を豊かにする方法として「バーブ工」を実際に作成しました。ある程度の流れがあるところでカタカナのハの字に川の中の両端から石を並べて、真ん中だけ残して流れをせき止めました。「バーブ工」の下流裏側は砂洲が形成され小魚などのたまり場、時には産卵床、また中央は流れが速くなり、小さな小川など、川底が削られ、自然に「バーブ工」も先端が崩れていく、小さな小川などでは、川の中の自然を豊かにするには有効だと。

MIZBEステーションが開設され、水の流れにも直接親しめるようになった時、水の自然観察会などで今回の研修は役に立ちそうでした。整備局、自ら自然環境保全に関連した研修を行うことは素晴らしいことで、ちょっとびっくりしました。 ちなみに今回整備局関係者14名、守山、野洲市計3名、地域事業所、団体13名(内やす緑のひろば5名)、総計30名+滋賀県立大学の学生2名の参加がありました。
2024年12月06日
12/3 野洲川自然の森整備活動 葛根、ツルニチニチソウ除去、駐車場整備、オムロン野洲事業所と協働
12/3(火) オムロン野洲事業所の皆さんと協働で市道ガードレール周辺の葛根、ツルニチニチソウの除去、および新規駐車場整備などを行いました。
オムロン野洲事業所の皆さんとは毎年協働での整備活動を行っていますが、今年は参加者25名、市道・市三宅竹生線のガードレール周辺の葛根、ツルニチニチソウなどの雑草除去を行っていただきました。特にツルニチニチソウは法面の足場が悪い箇所も含め広いエリアで除去いただき、大いに助かりました。作業終了後、どんぐり広場など、少しだけ森の案内も行いました。(写真はクリックして拡大可能です)

新規駐車場、現状では狭いので、容易に駐車できるように周りの竹を伐採して、拡張しています。ここも竹に葛が巻き付いており、手間がかかっていました。 幹部分は図書館庭の竹柵に活用するため一部搬出。

また、市道ガードレールそばから、丸太橋経由、新休憩所への法面通路に階段も設置、立派に出来上がりました。

解体した自走式草刈り機HRC665の格納庫も設置中です。竹を割って屋根を掛けるなど、、、そのほか、高専開発エリアからのホタルブクロなど希少植物の移植や、トンボ養殖箱の移設、そして工具倉庫前への敷石設置なども実施しています。参加の皆さん、お疲れ様でした。


次回活動日12/12(木)は主に中堤防そばの竹林整備,できれば、高専設置エリアから実生若木を少し移植出来たらと考えています。また駐車場も伐採竹整理して使いやすいように整備予定です。
オムロン野洲事業所の皆さんとは毎年協働での整備活動を行っていますが、今年は参加者25名、市道・市三宅竹生線のガードレール周辺の葛根、ツルニチニチソウなどの雑草除去を行っていただきました。特にツルニチニチソウは法面の足場が悪い箇所も含め広いエリアで除去いただき、大いに助かりました。作業終了後、どんぐり広場など、少しだけ森の案内も行いました。(写真はクリックして拡大可能です)


新規駐車場、現状では狭いので、容易に駐車できるように周りの竹を伐採して、拡張しています。ここも竹に葛が巻き付いており、手間がかかっていました。 幹部分は図書館庭の竹柵に活用するため一部搬出。


また、市道ガードレールそばから、丸太橋経由、新休憩所への法面通路に階段も設置、立派に出来上がりました。


解体した自走式草刈り機HRC665の格納庫も設置中です。竹を割って屋根を掛けるなど、、、そのほか、高専開発エリアからのホタルブクロなど希少植物の移植や、トンボ養殖箱の移設、そして工具倉庫前への敷石設置なども実施しています。参加の皆さん、お疲れ様でした。




次回活動日12/12(木)は主に中堤防そばの竹林整備,できれば、高専設置エリアから実生若木を少し移植出来たらと考えています。また駐車場も伐採竹整理して使いやすいように整備予定です。
2024年12月02日
11/28 野洲川自然の森整備活動 駐車場整備、竹伐採
11/28(木) 活動時の駐車場整備、および中堤防そば竹林整備を行いました。
滋賀県立高専の工事が12月より開始されることになり、工具倉庫類は移設しましたが、活動時の参加メンバーの駐車場も従来の市道側帯が利用できず、国交省琵琶湖河川事務所管理エリアにある防災ヘリポート周辺に駐車して作業開始です。(写真はクリックして拡大可能)
ヘリポート周辺に入るには国エリアへのゲートを開閉して入る必要ありますが、その開閉や鍵の管理などかなり手間がかかるため、代替えの駐車場を確保すべく整備中です。幸い、近くの私有地をお借りできることになり、整備しています。
長年放置されていたエリアで葛が繁茂、その葛の幹は大きくなって四方八方伸びており、除去はなかなか大変です。3枚刃、仮払い機で刈り取りを何度も繰り返して、やっと表面が現れる。それでも地中に大きな茎や根っこが残っています。 さらに掘り返してそれらを除去、、、
とりあえず、次回は少し利用できる程度にはなりました。

休憩後の後半は、継続している、中堤防そばの竹林整備です。 今回のエリア、枯れた竹や葛が巻き付いた竹もかなりあり、手間がかかっています。また、伐採した竹の枝葉がついたところは後でチッパーで粉砕しています。

時間外になりますが、近くの「きたの保育園」にて竹柵を作りたいので支援してほしいとの依頼があり、今回伐採した竹、および以前伐採していた竹含め、幹の部分を軽トラで、保育園まで搬送しました。また別途、園庭の無煙炭火器の周りに、園児用の竹椅子x3個も作成。

森の中は木々も色づき、なかなか良い雰囲気になっています。どんぐり広場の丸太椅子に鮮やかな「ぬめりスギタケ」または「ぬめりスギタケもどき」がたくさんでていました。 寒くなったので今回から、休憩には餅を焼いてエネルギー補給、参加の皆さん、お疲れ様でした。

次回12/3(火)は、オムロン野洲事業所の皆さんも参加され、市道ガードレール周辺の葛や鶴日日草除去、および継続して中堤防そば竹林整備の予定です。
滋賀県立高専の工事が12月より開始されることになり、工具倉庫類は移設しましたが、活動時の参加メンバーの駐車場も従来の市道側帯が利用できず、国交省琵琶湖河川事務所管理エリアにある防災ヘリポート周辺に駐車して作業開始です。(写真はクリックして拡大可能)
ヘリポート周辺に入るには国エリアへのゲートを開閉して入る必要ありますが、その開閉や鍵の管理などかなり手間がかかるため、代替えの駐車場を確保すべく整備中です。幸い、近くの私有地をお借りできることになり、整備しています。

長年放置されていたエリアで葛が繁茂、その葛の幹は大きくなって四方八方伸びており、除去はなかなか大変です。3枚刃、仮払い機で刈り取りを何度も繰り返して、やっと表面が現れる。それでも地中に大きな茎や根っこが残っています。 さらに掘り返してそれらを除去、、、
とりあえず、次回は少し利用できる程度にはなりました。

休憩後の後半は、継続している、中堤防そばの竹林整備です。 今回のエリア、枯れた竹や葛が巻き付いた竹もかなりあり、手間がかかっています。また、伐採した竹の枝葉がついたところは後でチッパーで粉砕しています。



時間外になりますが、近くの「きたの保育園」にて竹柵を作りたいので支援してほしいとの依頼があり、今回伐採した竹、および以前伐採していた竹含め、幹の部分を軽トラで、保育園まで搬送しました。また別途、園庭の無煙炭火器の周りに、園児用の竹椅子x3個も作成。


森の中は木々も色づき、なかなか良い雰囲気になっています。どんぐり広場の丸太椅子に鮮やかな「ぬめりスギタケ」または「ぬめりスギタケもどき」がたくさんでていました。 寒くなったので今回から、休憩には餅を焼いてエネルギー補給、参加の皆さん、お疲れ様でした。



次回12/3(火)は、オムロン野洲事業所の皆さんも参加され、市道ガードレール周辺の葛や鶴日日草除去、および継続して中堤防そば竹林整備の予定です。
2024年11月17日
11/17 野洲川自然の森整備活動 倉庫移設
11/17(日) 臨時活動日で第二倉庫を移設しました。(写真はクリックして拡大可能です)
参加者多く、解体は、かなり早く30分程度で完了し、新規場所に搬送、、午前中早めに終わるかもと期待したが、、、

今回の第二倉庫も床枠は解体せず、そのまま運んで設置し、組み立てましたが、約40年程度使用の古い倉庫なので、下部は腐ってビス止めできない個所も結構あり、苦労しながらの作業で、内部棚の設置完了したのは午後1時ころでした。 参加の皆様、お疲れ様でした。

近くの「ハゼノキ」と思われる樹木は真っ赤に紅葉、青空バックに奇麗。また、造成予定エリアの大きな腐朽切り株にはカブトムシ幼虫が10っ匹程度、回収して保護しました。 また、今までの森の中央、集合場所近くに設置していた、2m長程度の丸太椅子もりヤカーに載せ、「どんぐり広場」に移設しました。

次回11/28(木)は、主に中堤防そばの竹林整備の予定ですが、新規駐車場の整備も考えています。尚、活動メンバーの駐車場は、国有地内、ヘリポート周辺に変更で、8時30分頃に市三宅口ゲートの鍵を開ける予定です。
参加者多く、解体は、かなり早く30分程度で完了し、新規場所に搬送、、午前中早めに終わるかもと期待したが、、、



今回の第二倉庫も床枠は解体せず、そのまま運んで設置し、組み立てましたが、約40年程度使用の古い倉庫なので、下部は腐ってビス止めできない個所も結構あり、苦労しながらの作業で、内部棚の設置完了したのは午後1時ころでした。 参加の皆様、お疲れ様でした。


近くの「ハゼノキ」と思われる樹木は真っ赤に紅葉、青空バックに奇麗。また、造成予定エリアの大きな腐朽切り株にはカブトムシ幼虫が10っ匹程度、回収して保護しました。 また、今までの森の中央、集合場所近くに設置していた、2m長程度の丸太椅子もりヤカーに載せ、「どんぐり広場」に移設しました。


次回11/28(木)は、主に中堤防そばの竹林整備の予定ですが、新規駐車場の整備も考えています。尚、活動メンバーの駐車場は、国有地内、ヘリポート周辺に変更で、8時30分頃に市三宅口ゲートの鍵を開ける予定です。
2024年11月16日
11/16 野洲川自然の森整備活動 倉庫類―移設
11/16(土) 高専の敷地開発に伴う第二倉庫の移設準備、および、チッパー、自走式草刈り機の格納庫の移設を行いました。
まず、チッパー用のパイプ倉庫を分解せずそのまま皆で抱えて、新休憩所近くまで運搬。 狭い丸太橋は少人数ですが用心しながら。自走式竹製格納庫は分解して運び込みました。別途組み立てます。(写真はクリックして拡大可能です)

パイプ倉庫を仮置き場として、第二倉庫の荷物を、軽トラ、一輪車,また人力で運びこみ、明日の解体に向けて準備完了です。

また、新規駐車場候補地も葛を刈り整備しています。

パイプ倉庫含め、重たい荷物運びで、参加の皆様、筋肉痛にならなければい良いのですが、お疲れ様でした。

次回は明日17日(日)、第二倉庫を解体、移設します。
まず、チッパー用のパイプ倉庫を分解せずそのまま皆で抱えて、新休憩所近くまで運搬。 狭い丸太橋は少人数ですが用心しながら。自走式竹製格納庫は分解して運び込みました。別途組み立てます。(写真はクリックして拡大可能です)



パイプ倉庫を仮置き場として、第二倉庫の荷物を、軽トラ、一輪車,また人力で運びこみ、明日の解体に向けて準備完了です。

また、新規駐車場候補地も葛を刈り整備しています。

パイプ倉庫含め、重たい荷物運びで、参加の皆様、筋肉痛にならなければい良いのですが、お疲れ様でした。

次回は明日17日(日)、第二倉庫を解体、移設します。
2024年11月14日
11/12-13 自然の森 大型倉庫移設
11/12(火)-11/13(水) 自然の森 整備活動の大型工具倉庫を森の南側、新休憩所近くに移設しました。
市道そば、森の中央部で解体して、軽トラや、リヤカー、一輪車などで運搬、中の荷物全出してみると、驚くほどたくさん! 分解する部品にはそれぞれに番号や見分ける印をつけました。

倉庫撤去跡には、タケノコが出てきて枯れたものがたくさんありましたが、紛失していた簡易トイレの鍵も発見、大収穫でした。 すでに製造停止で、あらたに購入できなかったのでラッキー。移動先のトイレ側面に掛けています。

新規設置場所では、基礎ブロックを追加、レベリングしながら、組み立てました。床枠の骨組みをばらさずに、そのまま運んだのが正解で、しっかりと土台が作れ、その後のくみ上げがスムーズに進みました。

一日目6名、2日目11名の参加で、途中までの方がありましたが午後2時30分頃まで、6名、頑張っていただきました(集合2日目、写真は居残り組)。参加の皆さん、お疲れ様でした。

今回の第一弾、大型倉庫に続いて、第二倉庫、チッパー用テント倉庫、草刈り機用の竹倉庫も移設必要で、16日に少し取り掛かり、倉庫本体移設は来週どこかを検討しています。
市道そば、森の中央部で解体して、軽トラや、リヤカー、一輪車などで運搬、中の荷物全出してみると、驚くほどたくさん! 分解する部品にはそれぞれに番号や見分ける印をつけました。



倉庫撤去跡には、タケノコが出てきて枯れたものがたくさんありましたが、紛失していた簡易トイレの鍵も発見、大収穫でした。 すでに製造停止で、あらたに購入できなかったのでラッキー。移動先のトイレ側面に掛けています。

新規設置場所では、基礎ブロックを追加、レベリングしながら、組み立てました。床枠の骨組みをばらさずに、そのまま運んだのが正解で、しっかりと土台が作れ、その後のくみ上げがスムーズに進みました。


一日目6名、2日目11名の参加で、途中までの方がありましたが午後2時30分頃まで、6名、頑張っていただきました(集合2日目、写真は居残り組)。参加の皆さん、お疲れ様でした。


今回の第一弾、大型倉庫に続いて、第二倉庫、チッパー用テント倉庫、草刈り機用の竹倉庫も移設必要で、16日に少し取り掛かり、倉庫本体移設は来週どこかを検討しています。